『夜に生きる』 『ハードコア』


前記事に書いた、録画していたのにうっかりレンタルしてしまった
SNSで評判の良かったのに劇場公開を見送ってしまった2本。


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LIVE BY NIGHT  2016年 129分 PG12

あらすじ:禁酒法時代のボストン。警察幹部トーマス・コフリンの三男として生まれたジョーは、厳格な父に反発して家を飛び出し、不良仲間とチンピラ稼業に明け暮れていた。そんなある日、賭博場を襲撃したジョーは、そこでアイルランド系ギャングのボス、ホワイトの愛人エマと出会い恋に落ちる。しかしホワイトの罠にはまって刑務所送りとなってしまう。危険な獄中生活で裏社会での生きる術を身につけていったジョーは、父トーマスの尽力でわずか3年で出所すると、ホワイトと敵対するイタリアン・マフィアの傘下に入り、ホワイトが牛耳るフロリダ州タンパへと乗り込んでいくのだったが…。(allcinemaより)


ベン・アフレックの監督第1作『ゴーン・ベイビー・ゴーン』と同じくデニス・ルヘイン原作。今回は監督と主演も務めています。


ストーリーがなかなか盛りだくさんで、次から次へと事件が起こり翻弄される主人公。
実力派キャストも揃っていて見応えはあるけれど、中盤までは単調で少し長く感じる。
後半一気に盛り上がり、落ち着いたと思った後の悲劇、前を向くエンディング。
抑揚はあるけれど、全編淡々としている様に感じるのは無表情ベンアフだからか?
ルヘイン原作なので明るい展開でないのは予想できたけど、エル・ファニングのエピソードが悲しすぎた。
風景はとても綺麗でした。





ハードコア

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HARDCORE HENRY  2016年露/米 96分 R15+

あらすじ:白衣を着た美女エステルに呼びかけられ、見知らぬ研究室で目を覚ました男ヘンリー。彼の妻だというエステルは、死にかけていた彼を蘇生し、失った手足にマシンを取り付けサイボーグとして復活させた。しかし超能力を持つ男エイカン率いる武装集団の襲撃に遭い、エステルが掠われてしまう。ジミーという謎の男に窮地を救われたヘンリーは、彼の協力を得てエステル救出へと向かうが…。(allcinemaより)


手ぶれ映像と聞いて映画館で観るのを躊躇してしまったのですが、こういうことでしたか。
全編一人称視点で作られているので、VRバーチャル・リアリティ)ゲームをプレイしている感覚。しかもハードなシューティング系。

ウォンテッド』のティムール・ベクマンベトフ製作、シャールト・コプリー出演と聞くと、もうそれだけで十分面白そうですが、実際面白かった。
ストーリーもゲーム的、かなりハードなバイオレンスにゴア描写も過激なので、暴力や血がダメな方にはお勧めできません。
その辺は大丈夫だったのですが、クライマックスのバトルシーンが延々と続くのにはダレてしまった。
こういう形式の映画、今後増えるのかもですね。