『ボヘミアン・ラプソディ』 懐かしくて新鮮


評判が良くて楽しみにしていた『ボヘミアン・ラプソディ』1週遅れで観ました。
伝記映画となっていますが、実際とはかなり違っていて、
タイトルになっている”ボヘミアン・ラプソディ”の歌詞に合わせた構成となっているようですね。

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BOHEMIAN RHAPSODY  2018年英/米 135分

あらすじ複雑な生い立ちや容姿へのコンプレックスを抱えた孤独な若者フレディ・マーキュリーは、ブライアン・メイロジャー・テイラーたちと出会い、バンド“クイーン”を結成する。この個性的なメンバーの集まりは、互いに刺激し合うことで音楽的才能を開花させていき、常識にとらわれない革新的な名曲を次々に生み出していく。そしてついに、ロックとオペラを融合させた型破りな楽曲『ボヘミアン・ラプソディ』が完成する。しかし6分という当時としては異例の長さに、ラジオでかけられないとレコード会社の猛反発を受けるフレディたちだったが…。(allcinemaより)


クイーンの音楽は好きで良く聞いていましたが、バンドの歴史やそれぞれの生い立ちなどは全く知らず、この映画で初めて、フレディがインド系移民であったことや、ブライアン・メイ天文学者だったり、ロジャー・テイラーがメディカル・カレッジに通っていたなんてことは初耳でした。

監督のブライアン・シンガーが撮影最終盤に降板し、デクスター・フレッチャが完成させた模様。
ブライアン・メイロジャー・テイラーも音楽プロデューサーとして名を連ねています。

予告の段階では、ラミ・マレックはフレディより線が細いので違和感が出ないか心配でしたが、実際に観るとブライアンは本人よりブライアンな感じだし、ロジャーは本人の方が美人だし、ジョン・ディーコンはそっくりとか、自分の中では完全に本人とは別物の映画としての視点で楽しんでいました。
事実かどうかよりもストーリーとして上手くできていると。
バンドもののパターンかもしれないけれど、良かったです。
クイーンの成り立ち、メンバーたちの関係や、フレディにコンプレックスがあったことや、恋人たちとの関係など知らなかったと話と俳優たちの熱演で、自分が聴いていた歌の裏側にこんなドラマがあったのかと考えると込み上げるものあり。
クライマックスの”ライブ・エイド”のシーンでは、ボブ・ゲルドフ(これまたそっくり)を見て懐かしさが一杯に。
聴きなじんだ曲が全編流れるので、足踏みも止まらず( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
懐かしさ溢れる、切ないけれど同時に気分が盛り上がる映画でした。



映画を観終えると必ず見たくなる実際の”ライブ・エイド”の映像を上げときます。



映画冒頭の20世紀FOXのファンファーレはブライアン・メイ演奏



マイク・マイヤーズ(鑑賞中は彼だと気付かず^^;)のシーンはこのシーンを受けて。

字幕版が見つからなかった(>_<)