薬指の標本 L'annulaire

『薬指の標本』は「博士の愛した数式」などで知られる小川洋子さんの同名の中編小説が、

フランスで映画化されたものです。


詳細はこちらのサイトで。

http://www.kusuriyubi-movie.com/


小川洋子さんも村上春樹さんのように、ヨーロッパの方でも人気があるようです。

自分がこの小説を読んだのも、フランスで映画化されたと聞いたからですが、

近所のレンタル屋に２本もＤＶＤが並んでいるのを見たときは、

もっとマイナーかと思っていたので、ちょっと意外でした。


小説と共に、好き嫌いがあると思いますが、

見事に小説の世界が映画になっているなと感じました。

小川さんの小説は、日本よりヨーロッパの片田舎を連想させるので、

(自分だけかもしれませんが）

ピッタリな気がします。


主演のオルガ・キュリレンコは、

次作のボンドガールに決定したようですね。

今後が楽しみな女優さんかもしれませんね。