青春物の枠を超えた 『JUNO/ジュノ』

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  JUNO/ジュノ 2007年

あらすじ: パンクとホラーが好きなクールな女子高生ジュノ(エレン・ペイジ)は、親友ブリーカー(マイケル・セラ)との興味本位にセックスをして妊娠してしまう。中絶を思いとどまったジュノは友だちのリア(オリヴィア・サールビー)に協力してもらい、養子を希望している夫婦を探すことに。理想的な夫婦を見つけ、会いに行ったジュノだったが……。(シネマトゥデイ


これは良かったですね~♪

ちょっとイカレてるようで、結構しっかりしている主人公ジュノ役のエレン・ペイジが、

アカデミーノミネートも納得でした。



いきなりコンビニで、妊娠判定キットを買って使うあたりから、

もうグイグイ引き込まれました。

工工エエエエエエェェェェェェ(:.;゚;Д;゚;.:)ェェェェェェエエエエエエ工工

いきなり周囲にバレバレ~?!

こういうテーマだと、妊娠した事に対して周囲が眉をひそめたり、

白い眼で見たりってシーンが出てきそうなもんなのに、

そおいうのがないところも良いですね~。



ジュノも良いし、彼女を取り巻く周囲のキャラも良かった。

スパイダーマン』では、嫌味な編集長を演じているJ・K・シモンズは、

16歳で娘が妊娠した事を特に責めもしないで、ありのままの彼女を受け入れてます。

普通、「なにぃ~(#゚Д゚)」とか、なるところですよね~。

娘の事をわかっているのか、いないのか、

それでもちゃんと支えてます。

言うことはハッキリ言う義理のママも、

ボーっとしてるようで、いろいろ考えてるボーイフレンドも、

押し付けがましくなくサポートしてくれる親友も良い。



そして、里親となる予定の夫婦との係わり合いから、

成長するジュノ。

自分だけでなく、彼女と接っして、

周囲も成長したようです。

心配性だったのに、母になる喜びから強くなったヴァネッサ(ジェニファー・ガーナー

自分の夢を選んだ夫マーク。

ジェイソン・ベイトマン、どこかで見た顔だと思えば、

マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋』のヘンリーだったんですね。

まあまあ好きなタイプです(^。^;;


大人とも常に対等に、率直に、

悩みながらも建前なしに生きる姿が、清々しいです。



音楽も面白かったですね~♪