イマイチ怖さが伝わってこない 『アイズ』

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我ながら、なぜこれを見ているのかよくわからないんだけれど(^。^;;

アジアの異才オキサイド、ダニー・パン兄弟のホラー映画『the EYE【アイ】』のハリウッドリメイク版。

      アイズ  THE EYE  2008年 97分

あらすじ: 幼いころに視力を失った目の不自由なバイオリニスト、シドニージェシカ・アルバ)。姉ヘレン(パーカー・ポージー)の勧めで角膜移植手術を受けた彼女は、心理療法士ポール(アレッサンドロ・ニヴォラ)のもとで視力を回復させていく。
しかし、マンションを徘徊(はいかい)する少年や突然襲い掛かる女性など、不可解な光景を目にするようになり……。(シネマトゥデイ

オリジナルは見てないので、比較は出来ませんが、

移植をした後の話は最近では珍しくないですよね。

最近観た『21グラム』は心臓でしたが、今回は角膜です。

角膜を移植した後、『シックス・センス』状態になっちゃうんですよ。

せっかく目が見えるようになったのに、怖くて目が開けてられない。

それでドナーを探しに行くわけですが~。


私が見れるくらいなのでそんなに怖くはないです。

最初ドキッとするシーンも、何回か出てくると見慣れてくるし。

というか、視覚の怖さよりも心理的な怖さを狙ってるようなのですが、

それも伝わりづらい。

ストーリーは最後に、なるほどこの為だったのねとわかるのですが、

どうもキャラに魅力がない。

ジェシカ・アルバは頑張ってますが、誰も信じてくれないという悲壮感は伝わってこないし、

アレッサンドロ・ニヴォラ演じる心理療法士ポールは、親切なのか嫌な奴なのかハッキリしない。

ホラーなのかどうなのかっていうのは『THEM』と同じ感じで、

この監督の色なのかなとも思いますが。

なんだか中途半端な印象を受けました。

邦題も中途半端?