コングふたたび 『キングコング』(1976)
名女優ジェシカ・ラングのデヴュー作。
日本でも1977年年間配給収入1位に輝いた。
キングコング KING KONG 1976年 134分 石油ショックの影響で、ペトロックス社のウィルソン(チャールズ・グローディン)は 南太平洋に新たな油田を求めて、調査船を進めていた。 最終目的地は、その所在すら明らかではないスカル島である。 もう1人、このスカル島をめざす男がいた。 密航者として乗船していた大学の動物学者プレスコット(ジェフ・ブリッジス)である。 彼はスカル島には巨大な動物が棲息していると推測し、自分の目で確かめようとしていたのだ。 調査船は、漂流しているドワン(ジェシカ・ラング)という美女を救出した。 彼女は映画出演のために香港に行く途中遭難し、助かったのだった。 やがて船はスカル島に着き、とある部落にさしかかった時、巨大な城門の前で、 島民たちが少女を何かのいけにえにささげる儀式を行なっている最中だった。 だが、一行を見つけた島民たちはドワンを拐い、いけにえとして城門の中に入れた。 その時、森の奥から凄まじい地響きとともに、島民たちが『コング』と呼んでいた、 身長は20メートルはあるかと思われる巨大なゴリラが現われた・・・
ジェシカ・ラングがコングの手の上に乗っているシーンは有名ですよね。
1933年版のリメイクであるこの映画は批評家たちの評価は低かったようですが、
大ヒットしたようです。
今は無き世界貿易センタービルに登っているのも感慨深いです。
オリジナルはまだ見ていないのですが、
2005年のピーター・ジャクソン版がオリジナルに近いらしいので、
かなりアレンジされてますね。
ジェシカ・ラングはとっても綺麗で、彼女が泥で汚れるのを嫌がり洗ったコングの気持ちもわかりますね。
ただ彼女はこの映画の後は、1981年の『郵便配達は2度ベルを鳴らす』で演技力を評価されるまで、
コングの恋人と呼ばれ、なかなか役がつかなくて苦労したようです(^_^;)
『アイアンマン』では貫禄のジェフ・ブリッジズもハンサムで、
コングを攻撃しないよう最後まで頑張るのですが・・・・・。
倒れたコングの前でジャックの名前を呼びながら泣いているドワン。
スクープ記者たちのカメラのフラッシュを浴びている彼女に、
近寄ることをためらうジャックのラストが印象的でした。