七変化する部屋 『１４０８号室』
１４０８号室 1408 ２００７年 １０４分 あらすじ： 作家で、アメリカ各地の超常現象などをルポしていたマイク（ジョン・キューザック）のもとに、一通の手紙が届いた。その内容はドルフィンホテルの１４０８号室には絶対に入ってはならないというもの。好奇心をかき立てられたマイクはホテルに出向き、入るのをやめさせようとする支配人のオリン（サミュエル・L・ジャクソン）を説得し、何とか１４０８号室に入るが……。（シネマトゥデイ）
スティーブン・キングの同名短編小説の映画化。
今回の監督は『すべてはその朝始まった』のミカエル・ハフストローム。
どちらも２００７年制作なのに、こちらの公開が遅れたのはなぜでしょうね。
ジョン・キューザック演じるマイクは作家で、超常現象についての本を書いています。
以前は小説を書いた時期もあったようですが、現在はその情熱を無くしてしまったようです。
ある日１枚のはがきが彼の元に届きます。
ドルフィンホテルの絵ハガキの裏には一言、「１４０８号室には入るな！」と。
興味をそそられた彼は無理やりホテルに押しかけ、普段は閉鎖されているその部屋にチェックイン。
１時間経たないうちに後悔することになるとも知らず・・・・・。
原作の短編小説をまだ読んでいないのですが、
主人公マイクの設定はわりとありきたりです。
辛い出来事があり、人生に無気力な主人公。
ありきたりじゃないのがこの「１４０８号室」。
ホテルの一室が、あの手この手で怖がらせます。
このあたりが怖いを通り越して、映像的にもかなり面白いです。
当然、彼のトラウマである過去の辛い出来事も絡んできて、
顔が変わるくらい苦悩するマイク。
ジョン・キューザックのこういう役も始めて見る気がします。
サミュエル・Ｌ・ジャクソンは出番は少ないですが、存在感ある支配人。
キング映画は当たり外れが大きいですが、なかなか楽しめました♪
最後はもうひとオチあるかと思いましたが、キングらしい終わり方でした。
これから原作読んでみます！
