大河というよりウエスタン 『オーストラリア』

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最近こういう歴史超大作ってのにあまり惹かれないのですが、

デヴィッド・ウェンハムが出ていると聞いて見る気に(^_^;)

ブライアン・ブラウンというおまけも付いたのが嬉しかったです♪

    オーストラリア  AUSTRALIA 2008年 オーストラリア制作 165分

あらすじ: 第二次世界大戦を目前に控えたオーストラリアを訪れた 英国貴族レディ・サラ・アシュレイ(ニコール・キッドマン)。サラは死んだ夫が残した広大な土地と1,500頭の牛を相続し、土地を守るために粗暴な現地のカウボーイ(ヒュー・ジャックマン)と手を組み、遠く離れたダーウィンまで牛を引き連れて行かなければならなかった。反目しあう二人だったが、長旅やアボリジニの孤児の少年との出会いを通し、徐々に惹(ひ)かれあっていく。(シネマトゥデイ

愛と哀しみの果て』の慣れない外国での自立した女性、

『ダンス・ウイズ・ウルブズ』での先住民との関り合いなど

いろんな映画を思い出すストーリーでしたが、オーストラリアの壮大な大自然には圧倒されました。

冒頭のちょっと笑いを取ろうとしてるところを除けば流れも良く、

新鮮味はないとはいえ、最後まで面白く見れました。

『ロミオ&ジュリエット』『ムーラン・ルージュ』のバズ・ラーマン監督にしては、

王道な大河ロマンスで、たまには美男美女のハッピーエンドも良いかもしれないですね(^^ゞ

アボリジニの子どもと彼の祖父であるキング・ジョージの存在が良いスパイスになってました。


キャストをオーストラリア出身者で固めてます。

デヴィッド・ウェンハムとブライアン・ブラウンは残念なことに敵役(^_^;)


ヒュー・ジャックマンはやっぱり男前でした!( v ̄▽ ̄)


こういう歴史物はいろいろ詰め込んでしまうので、

テーマとしてアボリジニーへの偏見や差別があったのでしょうが、ちょっと弱くなっちゃいましたね。

歴史物というよりウエスタン感覚で見てしまいました。