スウィーディッシュ製 『僕らのミライへ逆回転』

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この映画を見てて、今年のアカデミー賞授賞式の段ボール手作りセットを思い出しました(^^ゞ


    僕らのミライへ逆回転  BE KIND REWIND   2008年 101分

あらすじ: 街角の古めかしいレンタルビデオ店で働くマイク(モス・デフ)は、旅に出た店長のフレッチャー(ダニー・グローヴァー)から店を任されて大張り切り。しかし発電所で強い電磁波を浴び、体が磁気化してしまった友人ジェリー(ジャック・ブラック)のせいで、店内の全ビデオの中身が消去されてしまう事態が発生する。(シネマトゥデイ

原題の”Be Kind Rewind」”はビデオテープを「巻き戻して返して下さい!」っていう決まり文句ですよね。

それがそのまま店名になってるVHSだけのレンタル店。

DVDもそこそこ普及して、DVD専門の大手レンタルチェーンが出来ている中で、

店主フレッチャーの人柄だけでやっているこの店は、建物の老朽化から立ち退きを迫られています。

彼は店を残す方法を考えるためにしばらく旅に出て、その間の留守番をマイクに頼むのですが、

マイクのちょっといかれた友人ジェリーのために、ビデオテープが全部消去されてしまいます。

困った2人は苦肉の策で、自分たちで映画を撮って貸すと、これが意外に好評で・・・・・。


ジャック・ブラックがいかれた友人ジェリーですが、

近所にある発電所の電磁波のせいで頭がおかしくなると思いこんでるんですね(確かにおかしいし^^;)

前半のこのいかれっぷりと展開は、あんまり笑えなかった(^_^;)

自分たちが映画を撮るシーンは、映画の象徴的なシーンがいろいろ出てくるのと、

そのシーンを撮る工夫がユニーク。

無茶苦茶なシステムで貸し出しを始めるのに、人気が出てくるあたりが面白かったですね。

街のスター的なジャズシンガーの話もベースにあって、

コメディというより、ハートウォーミングストーリーって感じで終わります。

ちょっとどっちつかずな印象になってしまったのが残念な気も(-_-;)

いつも笑えるジャック・ブラックの真面目なばかっぷりがもうひとつ生かされなかったような。

ミア・ファローとか、シガニー・ウィーバーとか大物が出てくるのはビックリでした。