パズルのピースを埋めると 『シャッフル』
「恋はデジャ・ブ」という映画の中で、ビル・マーレイは目覚めると毎日同じ日でしたが。
この映画の中のサンドラ・ブロックは、目覚めると1週間がランダムに始まります。
まるで、カレンダーがシャッフルされたかのように・・・。
シャッフル PREMONITION 2007年 96分 あらすじ: 二人の娘に恵まれ、郊外の一軒家で暮らすリンダ(サンドラ・ブロック)のもとに出張中の夫(ジュリアン・マクマホン)が交通事故で亡くなったという訃報(ふほう)が届く。突然のことに動揺した彼女は母親(ケイト・ネリガン)に手伝いに来てもらい、どうにか平静を保とうとする。だが、翌日彼女が目を覚ますと、死んだはずの夫がキッチンにいて……。(シネマトゥデイ)
中盤になるまで展開がよくわからなくてヾ(;´▽`Aアセアセ
夫が死んだ生活と死んでない生活と二通りあるのかと思っていたら、
時間軸がバラバラなんですね。
木曜の翌日が月曜に戻っていて、その翌日は土曜になってるといった具合。
木曜に夫が死んだ知らせを受けたのに、翌朝起きてみると夫が生きている。
リンダと一緒にこちらも動揺します。
その次が土曜日になるので、その間に起こっていることの記憶がないんですね。
夫との仲がしっくりいってないのはなんとなくわかります。
夫の死を知り、彼女にとって彼がかけがえのない存在であることに気づきます。
そしてなんとか彼を救おうとするのですが・・・。
新しい手法のスリラーですね。
見ていると段々いろんな謎が、ジグゾーパズルのピースを埋めるようにわかってきます。
犯人を探したりするようなスリラーではなく、
信仰・愛・運命・人生などを考えさせられます。
そして、新しい出発を感じさせるラスト。
彼女は一体どんな選択をしたのでしょう。