クライブ・オーウェンにかぶりつき 『エリザベス:ゴールデン・エイジ』

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前作『エリザベス』より約10年。

弱冠25歳の若さでイングランド女王に即位し、国内のカトリックプロテスタントの対立を制し、

国と結婚した「ヴァージン・クィーン」のその後を観てきました。


『エリザベス:ゴールデン・エイジ』 ELIZABETH: THE GOLDEN AGE 2007年

あらすじ: 1585年、エリザベス1世ケイト・ブランシェット)はプロテスタントの女王としてイギリスを統治していた。だが、欧州全土をカトリックの国にしようと目論むスペイン国王フェリペ2世(ジョルディ・モリャ)は彼女の失脚を画策する。そんな女王の前に、新世界から戻ったばかりの冒険家ローリー卿(クライヴ・オーウェン)が現れ……。(シネマトゥデイ

詳細はこちらから http://www.elizabeth-goldenage.jp/


エリザベス1世の即位後30年経った”黄金時代”を描いています。

「ヴァージン・クィーン」として国を治めるエリザベスの苦悩が中心となっていますが、

無敵艦隊を誇っていたスペインとのアルマダ海戦など、歴史的要素も十分です。


前作に引き続きエリザベスを演じるケイト・ブランシェットは、

相変わらず美しく、50代の役とは思えません。

衣装・髪型も次から次へと変わり、豪華絢爛。

ジェフリー・ラッシュ演じるウォルシンガムは、年のせいか前作のように尖ってないものの健在。

サマンサ・モートン(「ギター弾きの恋」)演じるスコットランド女王メアリーや、

リス・エヴァンス(「ハンニバル・ライジング」)演じるロバート・レストンなどが、

王位を狙って暗躍します。

機は熟したと見て責めてくるスペイン。

君主としての苦悩やストレスの大きさと、女性としての愛し愛されたいという本能的な渇望。

オスカーノミネートの演技は流石です。


個人的には、クライブ・オーウェン演じるウォルター・ローリーが、

女王の足を汚さない為にマントを水溜りに被せるという有名な話と共に登場してから、

彼に見入ってしまっていたので、それだけで満足でした。

アップが多くて、うれし~い♪


リス・エヴァンスも見る度に印象が変わりますね。

ノッティングヒルの恋人」と同一人物と思えませんね。