『天使と悪魔』 宗教と科学の確執

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このシリーズは好きなので楽しみにしてました。

今回はユアン・マクレガーが出てるし( ̄∇ ̄)ニヤッ

他のキャストも良いですね~♪

    天使と悪魔  ANGELS & DEMONS  2009年 138分

あらすじ: 宗教象徴学の権威、ロバート・ラングドントム・ハンクス)は、秘密結社・イルミナティの復活を探るべくローマへ旅立つ。17世紀、ヴァチカンの科学者への弾圧の陰で結成されたイルミナティが、今にも教皇候補の暗殺を計画しているという。ラングドンと科学者ヴィットリア(アイェレット・ゾラー)は、ガリレオの暗号コードの解明に乗り出すが……。(シネマトゥデイ

前作同様ハンス・ジマーの音楽で始まります。

ダ・ヴィンチ・コード』の時はナイーブな感じさえしたラングドン教授は、

すっかり逞しく(ふてぶてしく?^^;)なってます。

今回の舞台はヴァチカン

法王が崩御され、次期法王をコンクラーベで選出しようという時です。

ヨハネ・パウロ2世が崩御された時を思い出しました。

イルミナティという組織から、航王の有力候補4人を誘拐し、爆弾をしかけたという脅迫状が届きます。

カトリックが過去に科学者を弾圧したことへの復讐をするというのです。

秘密結社に詳しいラングドン教授にヴァチカンから犯人探しの依頼が来ます。

爆弾はジュネーブのセルン研究所から盗まれた物で、

ヴァチカンだけではなくローマも吹き飛ばすほどの威力が。

イムリミットまでに爆弾を見つけ出し、さらわれた枢機卿達を助け出すために、

イルミナティの謎を解くことが出来るのか?


前作同様謎解きですが、タイムリミットがあるので忙しいです。

ローマの有名な観光地をめぐりますが、観光をしている暇はありません。

ヴァチカンのシステムやコンクラーベの行われ方など興味深いし、

イルミナティアンビグラム(上下をひっくり返しても同じに読める)などの小道具も

映画の中では軽く流されてますが、印象的です。


原作との違いはもう仕方ないとして、映像で見ることを楽しみました。

セルン研究所は架空のものだと勝手に思い込んでいたので、実際にあることを知りビックリΣ( ̄ロ ̄lll)

ヴァチカンの資料室も、本を読んだ時にイメージしにくかったので良かったです。


キャストもなかなか揃えていましたね。


ユアン・マクレガーステラン・スカルスガルド、アーミン・ミューラー=スタールなど

もうちょっとユアンの見せ場が欲しかった気がしますが(^_^;)


原作にはもうひとつの動機があるんですけど、そこまでは描かれませんでしたね。

そこまでやっちゃうとどこかから文句がくるのかな(^_^;)

気になる方はぜひ原作も♪


ダン・ブラウン最新作「ロスト・シンボル」もラングドン教授のシリーズで、

ロン・ハワードトム・ハンクスコンビで映画化の話も出てるとか。

またまた楽しみですね♪


それでは、これから「天使と悪魔」を読みなおします(^^ゞ