ちょっと気持ちが軽くなる 『マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋』
子供向けかと思いましたが、そうでもなかったですよ。
『マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋』 MR. MAGORIUM'S WONDER EMPORIUM 2007年 あらすじ: まるで魔法にかけられたように、商品が勝手に動き出すマゴリアムおじさん (ダスティン・ホフマン)のおもちゃ屋。大盛況の折、マゴリアムおじさんは雇われ支配人のモリー (ナタリー・ポートマン)を後継者にすることを宣言。 しかしその日を境に、マゴリアムおじさんの引退に不満を感じたおもちゃたちが、 いたずらや嫌がらせを始めてしまう。(シネマトゥデイ)
ビルの谷間に埋もれた、小さなひっそりとしたお店。
知らないと、思わず通り過ぎそうなほど。
不思議な事に中はとても広く、おもちゃがところ狭しと並んでいる。
中には勝手に飛んだり、光ったり、動いたりするものも。
素敵なおもちゃに夢中な子供たちでいつも一杯。
そんな不思議なおもちゃ屋さんのお話。
このお店のオーナーはマゴリアムおじさん、陽気で暖かいおじさんは子供たちからも人気者。
23歳の若き店長モリーは、少女時代は天才ピアニストと呼ばれていましたが、
今では作曲もできず、人生に生きづまりを感じています。
帽子コレクターの9歳のエリックはなかなか友達が作れませんが、毎日手伝いに来ています。
243歳のマゴリアムおじさんはそろそろ自分の寿命を感じ、店長のモリーに店を譲る決意をしますが、
自分に自信がもてないモリーは不安で一杯。
新しく雇った会計士ヘンリーはコチコチの石頭。魔法なんて全く信じません。
そんな状況におもちゃたちも不安になったのか、荒れたり暴れたり、
色鮮やかに輝いていたおもちゃ屋は、次第にくすんでいきます。
ザック・ミルズ演じるエリック少年が、おかしくて最高です。
物事に行き詰っている人、誰かと別れなければならない人、自分に自信が持てない人、
ぜひ見て欲しい作品です。
ちょっと気持ちが軽くなります。
エンドクレジット後もワンシーンありますよ♪