ここから始まる 『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』

面白かったですね~!!!
 
アクション大作でありながら、ドラマとして素晴らしい!
 
性格と理想が違った2人が出会い、真の友情が芽生えたのにもかかわらず同じ道を歩めない。
 
ちょっと切ない話でもありました。
 
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                          X-MEN: FIRST CLASS             2011年 131分
 
あらすじ: 裕福な家に生まれ、名門大学に通うチャールズ(ジェームズ・マカヴォイ)は強力なテレパシーを使うことができるミュータントだったが、自分と同じような能力を持つ者の存在に気付き始めていた。やがて強力な磁力を発生させ、金属を自在に操ることのできるエリック(マイケル・ファスベンダー)と出会う。彼らは親友となり、自分たちと同じような若者たちを探し始めるが……。
 
X-MENシリーズ、スピンオフ第2弾
 
スピンオフ1作目となる『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』では、
 
100年を超えるウルバリンの過去を、壮大なスケールの映像とアクションで見せてくれました。
 
今回はX-MENが出来るきっかけともなった話
 
プロフェッサーXことチャールズ・エグゼビアと、マグニートーとなるエリック・レーンシャーの生い立ちから
 
出会い、そして別れが描かれます。
 
バットマン』で言えば『ビギンズ』的作品ですね。
 
安易なビギニング作品もいろいろ作られていますが、(あ、もちろん『バットマン ビギンズ』は名作です^_^;)
 
アメコミを読んで育っていない我々にとって、
 
シリーズ第1作を見て初めてX-MENを知った人も多いはず。
 
成り立ち的なものがわかるのも嬉しいです♪
 
この映画の面白さはアクションとしてだけでなく、(実はアクションとしては地味かも^_^;)
 
本来見せ場となるはずのアクションやミュータントの特殊能力などは添え物的で、
 
チャールズとエリックの友情を軸に、ミュータントたちの葛藤や悲しみなど気持ちの交流がメインで
 
もう、ぐ~っと気持ち掴まれちゃいますね。
 
生い立ちも性格も、まさに対照的な2人が出会い、
 
共通の目的のため手を組んでいるうちに真の友情が芽生える。
 
その過程が丁寧に時に美しく描かれ、
 
だからこそ別れてしまう2人が切ないラストとなっています。
 
 
キャストの功績も大きいですね。
 
ポジティブで懐の広いチャールズにジェームズ・マカヴォイ
 
つぐない』から『ウォンテッド』まで、幅広いです。
 
復讐に燃えるエリックに『300』『イングロリアス・バスターズ』のマイケル・ファスベンダー
 
そしてエリックの宿敵セバスチャン・ショウにケヴィン・ベーコン
 
XーMENの元になったともいえる彼
 
ちょっと羨まし~い能力を持ってました(^_^;)
 
監督は『キック・アス』のマシュー・ヴォーンってとこも注目ですよね。
 
 
本シリーズに登場している2人のカメオ出演もありますのでお見逃しなく!