ハリー・ポッターと死の秘宝 by J.・K.・ローリング

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映画の最終話を観た勢いで、

発売当時に買ったのに、今まで積んでいたのをやっと読みました!
 

          『ハリー・ポッターと死の秘宝』 2008年7月23日 静山社 

セブルス・スネイプが放った死の呪文によってホグワーツ校長・アルバス・ダンブルドアは命を落とし、死喰い人(デス・イーター)として帰還したスネイプは、ドラコ・マルフォイ達を連れて姿を消した。
それから1年後、スネイプに敗れたハリー・ポッターは、7年生に進級するはずだったが、前年(謎のプリンス)にダンブルドアがハリーに遺した仕事「ヴォルデモートを滅ぼす唯一の方法である分霊箱の破壊」を遂行するため学校には行かず、親友のロン、ハーマイオニーと共に旅に出た。しかし、困難な旅の中で仲間割れが起きてしまう。苛立ったハリーは謎の遺言や、中途半端なヒントしか残してくれなかったダンブルドアに対して疑念と不信感を強めていった。
そして、ハリー達が旅をしている間にもヴォルデモートと彼の率いる死喰い人の一大集団が着々と手を伸ばしていた。ヴォルデモート達によって魔法省は乗っ取られ、魔法大臣のスクリムジョールが殺害される。それによって、ホグワーツもまたスネイプが校長になるなどの数々の異変が起きていた。
ハリーは、次々に起こる仲間の死に耐えながらも、ダンブルドアの驚くべき真実や、母・リリーとスネイプの間にあった知られざる哀しき過去、それによるスネイプの悲壮な覚悟と決意、死の秘宝の秘密、そして分霊箱のありかなど、今までの6年間で明かされなかった全ての真実を解き明かしながら、避けることのできないヴォルデモートとの最終決戦に備え、準備を進めていく。


これでこのシリーズの翻訳本を全部読み終えた訳ですが、

上下巻と2巻の本に対して、映画も2作になったため、

漏れてるシーンも少なく、映画と本の違和感がなかったですね。

本の方は3巻までは1冊づつだったのが、4巻目からは2冊組になったので1つの映画に収めるのが難しく、

内容も段々ダークになってきたため、このへんで挫けた人も多いはず(・_・;)

今回のように映画も前後篇にしてくれると良かったんですけど、

それだと全部撮り終えるまでにもう10年掛ったかもね(・・A;)あせあせ


今までは翻訳本はちょっと子供向けすぎる気がしていましたが、

今回はそんなことも気にならず入り込めました!

英語版を出版時に読んだときは、

このシリーズの本当の主役はスネイプではないかと思うほど感動しましたが、

そこまでではなかったものの、何度か泣きそうになるシーンもo(TヘTo) クゥ

6巻目でいきなり出てきた分霊箱に、今頃どおしてという思いがあったのも、

この分霊箱の意味合いがシリーズに一貫していたことが、見事に最終巻でわかりました!

この壮大なファンタジーが、今後どれくらい読み継がれていくのか楽しみです♪

指輪物語などに劣らない素晴らしいシリーズだと思いますね!