リアリティある 『世界侵略:ロサンゼルス決戦』
ヒロイズムとドラマと戦闘シーンの調和が上手く取れていて
CGが主役になりがちなジャンルで、
人間が主役と感じられる王道な映画でしたね(^_-)-☆
BATTLE: LOS ANGELES 2011年 116分
あらすじ: 1942年、ロサンゼルス上空で発光する謎の飛行物体25機を空軍のレーダーがとらえる。その後もブエノスアイレスやソウル、ロンドンでも未知の飛行体が目撃されたが、その真相は不明だった。そして2011年、これまで世界各国で確認されたUFO事件を通して人類を監視してきたエイリアンたちがついに侵略を開始し、ロサンゼルスで海兵隊と市街戦を繰り広げる。
1898年のH・G・ウェルズの原作を映画化した1953年の『宇宙戦争』の時代から
宇宙からの侵略っていうテーマはあるわけですが、
内容としては
突然の侵略に驚き、
未知のものへの恐怖におびえ、
相手の得体のしれない強さに打ちひしがれ
それでも愛する者を守るために戦い、
突破口を見つけて勝利する、もしくは生き延びる
という展開だったのが、
最近の傾向では、
中盤までは大体同じだけど、最後に勝てない、もしくは曖昧~(-_-;)
な終わり方が多くなってきて、
なんとな~く観終わって気分がもやもや~っと( ̄-  ̄ )
そんなわけで、実はあまり期待してなかったヾ(;´▽`Aアセアセ
CGの迫力で魅せようとするのではないところも良かった!
ロサンゼルス決戦というものの、国を挙げての戦いの前の、
アーロン・エッカート扮する古参の軍曹が所属する隊が、逃げ遅れた民間人を救出に向かう話
少数が地道な戦い方で、少しづつ敵陣を突破していく
激しい戦闘シーンもリアリティ重視
人間ドラマはそう深くはないものの、外せない家族愛や使命感なんかがきっちり入っていて、
多くは語られない人物背景も、観ているとなんとなくわかってくるのも上手いですね。
主演のアーロン・エッカートは押さえた演技で隊も映画も引っ張っていきます。
ミシェル・ロドリゲスは最近軍人役でしか見てないような~(^_^;)
他に知っているのは、『ワールド・トレード・センター』や『クラッシュ』のマイケル・ベーニャくらい
Ne-Yoも出てたんだけど、CDは持ってるけど気付かず(^_^;)
総じて予想以上に良かったです!
今回は用心したので酔わなかったし、映画に入り込んで観ることが出来たのが一番だったかも( ̄∀ ̄*)イヒッ