親子の気持ちが切ない 『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』

長時間のエンタメ大作かと思えば、これは106分と短め!
 
余計な脇道にそれず、早い展開で進んでいきます!
 
旧シリーズ未見の方でも十分楽しめますね♪
 
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                     RISE OF THE PLANET OF THE APES    2011年 106分
 
あらすじ: 現代のサンフランシスコ。高い知能を持つ猿のシーザーは人類に裏切られ、自分の仲間である猿を率い、自由のために人類との戦いに向けて立ち上がることに。人類のごう慢さが、猿の知能を発達させてしまう要因となり、人類にとって最大の危機を巻き起こしていく。
 
 
年老いた父親と二人暮らしのウィルは、製薬会社でアルツハイマー用の新薬の研究中
 
実験に使っていたチンパンジーが出産、その子供を引き取ることに。
 
シーザーと名付けたその子猿は人より高い知能を持っていて、
 
8歳にもなると、自分のルーツも考えるようになってきます。
 
ある事件をきっかけに、動物保護施設に入れられたシーザー
 
そこで出会った他の猿たちと接するうちに、ある決意が!
 
 
この映画のストーリーの上手いところは、
 
ウィルの気持ちも、シーザーの気持ちも、どちらもよくわかること!
 
どちらが悪いわけでもなく(悪い奴も居るけど)、起こるべくして起こってしまった、
 
ちょっと悲しい展開です(T_T)
 
アルツハイマーを患っている父親のために、新薬の研究に心血を注いでいるウィル
 
自分世代になってくると他人事とは思えず、
 
おもいっきり感情移入してしましまいました(T_T)
 
きっかけとなってしまった事件も思いやりから(T_T)
 
シーザーがウィルの家から保護施設に移されたとき、
 
最初はホームシックで、檻の壁に自分の部屋の窓の絵を描いていた彼(T_T)
 
その絵を消した時の彼の決意(T_T)
 
シーザーを息子のように思っていたウィルの気持ちがまた切ない(T_T)
 
 
ウィルに最近大活躍のジェームズ・フランコ
 
父親役のジョン・リスゴー、上手いですね
 
 
最新のCGIで猿の表情がとてもリアルで驚きます!
 
ハリポタでドラコ・マルフォイ役のトム・フェルトン
 
今回も似たようなキャラで(^_^;)
 
得意な役どころかもしれないけれど、イメージが定着しちゃう前に、いろんな役をしておいた方が~(・_・;)
 
 
ラストがちょっと中途半端な気もしましたが、
 
エンドロールで旧シリーズに結びついていくことが暗示されます。