そんなに悪くないですよ! 『ジョン・カーター』
どうしようかと思っていた『ジョン・カーター』 親が観たいというので一緒に観て来ました!
3Dは嫌がったので2D字幕版です!
JOHN CARTER 2012年 133分
あらすじ:1881年、元南軍の英雄ジョン・カーターが謎の失踪を遂げ、甥のエドガー・ライス・バローズに一冊の日記が託される。そこには、想像を絶する彼の冒険譚が記されていた――。1868年、騎兵隊の執拗な誘いを拒絶し無気力に生きていたジョン・カーター。彼はある日突然、謎の現象によって未知なる惑星“バルスーム”へと瞬間移動してしまう。いくつかの種族が暮らし、高度な文明を持つバルスームだったが、全宇宙の支配を目論むマタイ・シャンの陰謀によって滅亡の危機に。そんな中、平和を望むヘリウム王国の美しき王女デジャー・ソリスと出会ったジョン・カーター。驚異的な身体能力を発揮する彼は、救世主としてバルスームのために一緒に戦ってほしいとデジャーに懇願されるのだが…。 (allcinemaより)
エドガー・ライス・バローズの古典傑作SF小説“火星シリーズ”の第1作『火星のプリンセス』の実写映画化。
『スター・ウォーズ』なんかの原点と言われている作品らしいですね。
ファンタジー好きだからかも知れませんが、そんなに悪くはなかったです!
でも、評判がもうひとつな訳も分かりますね。
その惑星には赤色人と呼ばれる人間と同じ姿をした種族と
緑色人と呼ばれる4本腕で角がある種族が居る。
赤色人の2つの王国、ヘリウムとゾダンガは戦争状態であったが、
特殊な武器によって全宇宙を支配しようとするマタイ・シャンがゾダンガに肩入れしたことによって、
ヘリウムは追い詰められる。」
原作を読んでる人はわかるんでしょうが、この設定を飲み込むまで、しばらく混乱しました(^_^;)
あと尺の問題からか、人物設定の説明が少ない。
ジョン・カーターの過去もさらっと流す程度なので、妻子が死んだ理由もはっきりとはわからず。
「火星のプリンセス」ことデジャーが結婚を嫌がる理由が、
好きな人が居たようでもないし、相手が嫌なのか、研究出来なくなるのが嫌なのかも分からない。
感情移入出来ないと、世界に入りにくいですよね(^_^;)
他にもよく分からない点もいろいろ(・_・;)
言葉が通じなかった緑色人サーク族と急に話せるようになったこととか、
サーク族の親子関係とか、ソラがみんなからいじめられてる理由とか、
結構説明なしで進んじゃいますね``r(・_・;) ポリポリ
原作が原点なので、ストーリーは王道,、なので展開も読みやすい。
とはいえ、この映画だけ特別つまらないことはないです。
確かに『スター・ウォーズ』を最初に見た時のような、新鮮な感動はないけど、
『アバター』だって、ストーリーは語りつくされてる内容って批評もあったしね。
ただ『アバター』には初の本格3D作品っていう目玉があったけど、
そおいう目玉がないところが弱いんでしょうね。
大体こういう古典なSFってなんだか北米の成績悪いですね。
『ライラの冒険』も好きだったのに打ち止めになったし(>_<)
製作費が掛りすぎるってことでしょうかね~?
そおいえば英国紳士風のガンビット、思い出しました!
女性は覚えられません!( ̄∀ ̄*)イヒッ
やっぱり悪役のマーク・ストロング、坊主頭の役が多い印象
声だけかな、モーションピクチャーとかしたのかしら?
くどくど書きましたけど、
細かいことにこだわらなければ、十分楽しい映画です!
後味も悪くないしね♪(#^.^#)
北米以外では、そんなに興行収入悪くもないようなので、
続編が出来たら、また見に行きます!