アクションよりラブコメとして見るべし 『キス&キル』
『ナイト&デイ』と同じ頃公開され、気になっていた『キス&キル』
こっちの方が面白いんじゃないかと思いながらも劇場へは行かなかったんですよね。
KILLERS/KISS & KILL 2010年 101分
あらすじ:過保護な両親に育てられた世間知らずなお嬢様ジェン。ある日、両親と共に南フランス旅行にやってきた彼女は、そこでハンサムなエリート青年スペンサーと運命の出会いを果たす。そして、互いに惹かれ合った2人は間もなく結婚することに。それから3年、幸せな結婚生活を送っていたスペンサーとジェン。だが、そんな彼らの平穏な日常は、ある時突然一変する。ジェンが帰宅すると、スペンサーが男と激しい格闘を繰り広げていたのだ。実は、スペンサーは元CIAの凄腕スパイで、2000万ドルもの懸賞金を懸けられ、命を狙われる身となっていた。そして、ジェンも状況が飲み込めないまま一緒に追っ手から逃走するハメになり、2人は数々のピンチに見舞われていくのだが…。 (allcinemaより)
『ナイト&デイ』を観た時にちょっと物足りなくてね~。
ラブコメは若手の方が良いんじゃないのと思ったんですよ。
思った通りラブコメパートはこっちの方が良かったですね。
特にジェンのキャサリン・ハイグルは『かぞくはじめました』でも良かったし、
こういう役合いますよね。
スペンサーのアシュトン・カッチャーはそつがない感じ。
リッチでいかつい父に飲んだくれの母が面白かった。
監督は、『男と女の不都合な真実』のロバート・ルケティック
ラブ・コメディーとしてのストーリーは良いんですけど、アクションシーンのストーリーはなんだかグダグダ(・_・;)
ジェンとスペンサーがあっさり恋に落ち、結婚して3年幸せに暮らしているところに、
スペンサーがいきなり命を狙われ始め、ジェンに元スパイだったことがバレてしまう。
秘密だったことに怒るジェンも夫を助けながら、謎の襲撃犯から夫婦で逃げまわる!
結婚を機にスパイ家業から足を洗ったスペンサーが、なぜか3年後に急に命を狙われ始め、
辞めてから3年足らずなのに、冒頭で見せたスマートなスパイの姿はまったくなく、
素人程度の格闘スキル(-_-;)
明らかに敵が待っていると思う自宅にノコノコ帰るしねΣ(・ε・|||)え!
元スパイとしてはかなりお粗末(>_<)
オチも意外性あるようで不自然だし、
国際的な陰謀とか、もうちょっとスケール感が感じられると、
平和な日常とのギャップが出て良かったかも(^_^;)
『ナイト&デイ』と足して、良いとこ取りすれば良かったな~と(^^ゞ
観客はお気楽で贅沢なもんです(-。-)y-゜゜゜