『ラスト・ターゲット』 こういうジョジクルも良いんじゃないかな

 
タイトルから殺し屋の話かな~と想像ついちゃいますね(^^ゞ
 
派手な銃撃戦などない、地味で淡々とした話でしたが、
 
セリフは少ない中にも、闇稼業から足を洗いたい男の心情が伝わってきましたよ!
 
 
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                   THE AMERICAN         2010年 105分
 
あらすじ:スウェーデンで女といるところを何者かに襲われ間一髪のところで危機を脱したジャック。闇の仕事を生業とする彼は、イタリアの小さな町カステル・デル・モンテに身を隠すことに。休暇にやって来たアメリカ人のカメラマンとして、神父をはじめ町の人々とも触れ合いながら静かな生活を送っていく。そんなある日、組織を介してマチルデと名乗る若い女から減音器付き狙撃ライフル制作の依頼を受ける。この仕事を最後に足を洗おうと考えるジャックだったが…。                                             (allcinemaより)
 
マーティン・ブースの『暗闇の蝶』(旧題『影なき紳士』)を映画化したクライム・サスペンス。
 
ラブラブっぽいカップルが散歩の途中、いきなり襲われる。
 
襲われた男は女が知らなかった銃で応戦、あっさり敵を倒す。
 
そして女性さえも。
 
ただ、女性を連れていること自体、彼の職業ではありえないことで、
 
そろそろ潮時なのが見えてくる冒頭。
 
イタリアの田舎町に潜伏するように指示され、身を潜めるはずが、
 
田舎町でのアメリカ人は目立つばかり。
 
人懐っこい神父から詮索され、金で買った女に恋をし、
 
足を洗う決心をするものの、簡単に足を洗わせてくれる訳もない。
 
 
殺し屋ジャックはジョージ・クルーニ
 
ジョジクルだからか、女性にモテモテです(^^ゞ
 
蝶が好きで技術者の手をしているジャック
 
殺し屋ではなく銃の組み立てだけしていれば良かったのに!
 
舞台がイタリアなので、他はヨーロッパの俳優さんなのでよく知りません。
 
監督はオランダ人のアントン・コルベイン
 
 
イタリアの田舎町の風景が美しく、
 
仕事に疲れた男を、ジョジクルが抑えた演技で熱演。
 
銃を組み立てる職人技のシーンが印象的です。