『リミットレス』 こんなドラッグがあったら、そりゃみんな欲しいよね
予告を見たときは、ロバート・デ・ニーロの黒幕に知らずに操られ、
ドラッグの副作用で記憶が飛んだ空白の時間に、とんでもないことをやっちゃった話
だと思っていたんですけどね(^_^;)
LIMITLESS 2011年 105分
あらすじ:作家志望のエディ・モーラは、出版契約を交わしたものの、一行も書けずに追い詰められていた。そんな時、元妻の弟と出会い、開発中だという新薬を譲り受ける。それは、通常は20%そこそこしか使われていない人間の脳を100%活性化させる夢の薬だった。半信半疑ながらも服用してみると、これまでの記憶は全て甦り、あらゆる情報の整理統合は瞬時に出来てしまい、小説さえもあっという間に書き上げてしまった。やがて大量の薬を手に入れたエディは、株で大儲けし世間の注目を集める。そんなエディに、大物投資家カール・ヴァン・ルーンが巨額の投資話を持ちかけるが…。 (allcinemaより)
原作はアラン・グリンによる2001年のテクノスリラー小説『ブレイン・ドラッグ』(原題:The Dark Fields)
作家志望で長い間スランプに陥っているエディは、街で偶然元妻の弟ヴァーノンに声をかけられ、
普段20%程度しか使われていない脳を100%活性化させて使うことができるドラッグをもらう。
その効果を実感したエディは翌日ヴァーノンを訪れるが、ヴァーノンは誰かに殺される。
ヴァーノンが隠し持っていたドラッグを手に入れたエディは、
どん底生活から一気に抜け出し、大物投資家のカールとも仕事をするまでになるが、
ドラッグを服用し続けると記憶が飛ぶという副作用が起こり、切れると酷い禁断症状に襲われる。
ドラッグの存在は次第に周囲に知られ、命まで狙われることに。
監督のニール・バーガーは、薬を服用している時としていない時の色調を変えメリハリをつけています。
脳が活性化している時の映像表現が面白い。
面白いんだけど遊びが多いかな、なんだか飽きてきます(-_-;)
ストーリーも粗いですね。
ドラッグを誰が何のために作ったのか、ヴァーノンを殺したのは誰か、
なぜ付け回されるのか、記憶が飛んでいた間に起こったことは誰がやったのか、
とにかく分からないことが多いです( ̄-  ̄ ) うーん
『ハングオーバー』シリーズのブラッドリー・クーパーはうまくメリハリをつけてます。
ロバート・デ・ニーロは意外に軽い扱い(>_<)
『エンジェル・ウォーズ』のアビー・コーニッシュがエディの元カノ
ラストもこれで良いのか?と(・_・;)
特典に入っていた別のエンディングの方が、まだ個人的には良いと思ったんだけどね``r(・_・;) ポリポリ