『遊星よりの物体X』 古典SFはいかが

 
なん~となくオリジナル見てないなと思って``r(・_・;) ポリポリ
 
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             THE THING(FROM ANOTHER WORLD)  1951年 87分
 
解説:ジョン・W・キャンベル・Jrの『影が行く』を基にハワード・ホークスが製作した50年代SF映画の代表傑作。アラスカの観測基地を舞台に、発掘された氷塊の中から出現した吸血異星人と戦う軍人・科学者たち。ダイナミックな演出でクライマックスまで一気に見せる。                              (allcinemaより)
 

ジョン・カーペンター監督の1982年版『遊星からの物体X』のオリジナルですね。
 
1951年製作モノクロです。
 
監督はクリスティアン・ナイビイになってますが、ほとんどハワード・ホークスが手掛けたらしいです。
 
 
アラスカの科学研究所から謎の飛行物体の連絡を受け、軍の部隊が派遣される。
 
氷に埋まっている円盤状の物を発見し、爆弾で氷を溶かし掘り起こそうとするものの、
 
爆弾がエンジン部分に引火して消失。
 
近くに同じように埋まっている人型の物体を発見、研究所に氷漬けのまま持ち帰るが、
 
氷が解けるとその物体は生きていた!
 
植物のような組織を持つその物体は人間の血を養分とし、拳銃では殺せないことが分かる。
 
新発見を残しておきたい科学者と、危険物として抹殺したい軍との対立で、部隊は窮地に追い込まれる。
 
 
それほど怖くはないんですけど、前半に物体を見せないことで、
 
物体がはじめて出てくるシーンにドキッとさせられます(^_^;)
 
意外に頭が働く物体と、なんとしても生かしておきたい科学者に手こずりながら、
 
奮闘するのが見ものですね。
 
物体はアップにならないし、宇宙船も出さないし、ほとんど研究所の中だけで展開しますが、
 
いろいろな人間模様も織り交ぜて、ドラマティックに描いてます。