『グッド・バッド・ウィアード』 クライマックスはそこそこ盛り上がります!

 
ボンドシリーズを休憩して、全く違う韓国映画(^_^;)
 
このタイトルに、ん?と思ってたんですよね!
 
セルジオ・レオーネの『続・夕陽のガンマン』の原題が”The Good, The Bad And The Ugly”
 
これをモジってるってことは、西部劇なんですね~!
 
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                  THE GOOD, THE BAD, THE WEIRD    2008年韓国 129分
 
あらすじ:1930年代の満州。そこは満州事変以降、様々な民族・人種が入り乱れ、無国籍空間と化した混沌の大地。プライドが高く、何事も一番でないと気が済まない“ギャングのボス”パク・チャンイは、荒野を疾走する大陸横断列車を襲撃する。その目的は日本軍が残した“宝の地図”。ところがそれを“間抜けなコソ泥”のユン・テグが横取りしてしまう。するとそこに、並外れた狙撃の腕を持つ“賞金ハンター”パク・ドウォンがチャンイの首を狙って現われる。やがて3人は宝の地図を巡って虚々実々の駆け引きを繰り広げ、さらに日本軍も加わって大混乱の争奪戦はますます激化していくが…。                                 (allcinemaより)
 
 
イ・ビョンホンが出てるのは知ってたのですが、ソン・ガンホも出てたとは知らなかった!(^_^;)
 
本家『続・夕陽のガンマン』を見たのが随分前なので、ストーリーがどうだったかは忘れてるのですが、
 
本家は良い奴(The Good)がクリント・イーストウッド、悪い奴(The Bad)がリー・ヴァン・クリーフ
 
ずるい奴(The Ugly)がイーライ・ウォラックでした!
 
韓国版は良い奴(The Good)に『私の頭の中の消しゴム』のチョン・ウソン
 
悪い奴(The Bad)がイ・ビョンホン、変な奴(The Wired)がソン・ガンホ
 
 
満州を舞台に西部劇っていうアイデアは良かったし、
 
かなりお金かけてセットも作って頑張ってるんですが、
 
テンポが悪い!
 
あと、ビョンホンチームと馬族が入り混じって、見分けがつきにくい。
 
クライマックスでは日本軍も出てきて大混乱
 
マカロニ・ウエスタンは、結構ユーモアがあって笑わせてくれるんですけど、
 
ソン・ガンホのポジションがちょい微妙
 
演技は悪くないと思うんですけどね。
 
イ・ビョンホンはそんなにイっちゃってる感を出さなくても、普通の悪役で良かった気がしました(^_^;)
 
チョン・ウソンがクライマックスで、馬上でほとんど半立ちで銃を撃ちまくるシーンはカッコ良かったです!
 
あれ、かなり体力居るし難しいと思います。
 
日本軍の中に古田新太が居る気がするんですが、違う?
 
 
展開にちょっとダレるんですけど、クライマックスはなかなか盛り上がりましたよ!
 
まさにウエスタンって感じで♪
 
この時代って、車やバイクより馬の方が速いのか?(・・?っては思いましたけど。
 
キャストも良かったし、
 
西部劇を作った心意気だけでも汲んであげないと!(^O^)/
 
でもオリジナルを見たくなる( ̄∀ ̄*)イヒッ