『トータル・リコール』(2012) 見どころはリアルな近未来社会とケイトかも( ̄∀ ̄*)イヒッ
前記事で、おさらいしない方がネタバレにならなくて良いかもと書きましたが、
見ておいた方が分かりやすくて良いかもね(^_^;)
TOTAL RECALL 2012年 118分
あらすじ:大きな戦争によって荒廃した近未来。生き延びた人類は、裕福な人々とそれ以外の貧しい労働者という二極化が進んでいた。工場労働者のクエイドは、希望のない単調な毎日に嫌気が差し、巷で評判の人工記憶を試してみたいと思い立つ。それは好きな記憶を選んで楽しむものだが、あまりにもリアルな体験のため、中毒者が出るなど社会問題化し、当局によって非合法化されていた。そんな人工記憶を扱う“リコール社”を見つけ出し、憧れの“スパイ”を選んだクエイド。しかし記憶を植え付けようとした瞬間、突如警官隊の襲撃を受け、取り囲まれてしまう。ところが彼は、無意識のうちに驚くべき戦闘能力を発揮して警官隊を圧倒する。自分のしたことが理解できず混乱したまま帰宅したクエイドはさらに、今度は妻ローリーから思わぬ襲撃を受ける。再び驚異的な防御反応で難を逃れたクエイドはやがて、謎めいた美女メリーナと出会い、驚愕の真相を告げられるのだったが…。 (allcinemaより)
1990年版のリメイクっていうのではなく、
同じフィリップ・K・ディックの短編小説「トータル・リコール(旧題:追憶売ります)」の映画化ってことで、
かなり設定が変わってますね。
まず舞台は地球のみ、火星は出てきません!
科学戦争によって地球の大部分は人が住めなくなり、
残っているのは富裕層が住むブリテン連邦という元ヨーロッパの部分と、
労働者が住むコロニーという元オーストラリアの地区のみ。
この2都市は地球の中心部を貫く巨大なエレベーター”フォール”によって繋がれていて、
労働者は毎日フォールでブリテンへ通勤させられてます。
映像がやはりリアルで近代的ですね~!
コロニーの雰囲気は『ブレードランナー』を思い出します!
主人公のダグラス・クエイドがリコール社へ行った後、妻のローリーに襲われるまでは展開はほぼ同じ。
大きく違うのは、前回はマイケル・アイアンサイド演じるリクターが追跡者だったわけですが、
今回はローリーがリクターの役を兼ねていて、怖い怖い!
めちゃくちゃタフで、振り払っても振り払っても追ってきます!
まるでターミネーター!ヒイィィ!!(゜ロ゜ノ)ノ
ダグラス・クエイド/ハウザーはコリン・ファレル、昔ほどダメじゃなくなりました(^^ゞ
ローリーにケイト・ベッキンセール、ぶっちゃけ、主役を喰っちゃったかも(^_^;)
メリーナにジェシカ・ビール、連邦の代表コーヘイゲンにブライアン・クランストン
何を救うために、何が起こるのを阻止するのかは見てのお楽しみ。
コーヘイゲンの目的はわかるんですが、レジスタンスの目的や活動シーンはほとんどないですね。
この辺がちょっとわかりにくいかな。
クエイドの自分自身に対する葛藤も1990年版の方がわかりやすかったかな。
身体を張ってる怒涛のアクションはよりハードになってますね!
1990年版へのオマージュシーンもありますが、シリアスであまり笑えるシーンは無いです。
今はこういうシリアスアクションの時代ですね~!(^^ゞ