『007/死ぬのは奴らだ』 シリーズ8作目は、3代目ボンド ロジャー・ムーア登場

 
ショーン・コネリーの降板で、ここまでかと思われていた007シリーズ
 
3代目ボンド、ロジャー・ムーアを迎えて復活
 
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                       LIVE AND LET DIE      1973年イギリス 121分
 
解説:三代目ボンド役にR・ムーアを迎えたシリーズ第8作。麻薬事件を追うボンドは、麻薬を無料で配り社会の壊滅を図るミスター・ビッグという男に行き当たる。モーターボートによるチェイスが見せ場だが、少々ダレる。J・シーモアがタロット占い師で妖しい魅力をみせる。主題歌ポール・マッカートニーウィングス。  (allcinemaより)
 
 
ロジャー・ムーアが007の最初の企画段階からジェームズ・ボンドの有力候補でしたが、
 
当時はスケジュールが折り合わず、3度目の正直でようやくボンドに!
 
長身でスマートで若く見えますが、ショーン・コネリーより3歳年上なので実は若返りはしてないんですね(^_^;)
 
雰囲気もスマートなのでアッパーの出なのかと思えば、案外苦労人みたいですね。
 
今作は舞台がアメリカということもあって、ボンドはマティーニを頼まずバーボンを飲んでます。
 
シャンパンはドン・ペリニヨンからボランジェへ。
 
ショーン・コネリーとは違うイメージを出そうとしたみたいですね。
 
 
ちょうど人種問題が盛り上がってる頃、あえて悪役は全部黒人でやろうということになり、
 
メインの悪役カナンガは『エイリアン』や『ミッドナイトラン』に出ていたヤフェット・コットー
 
スペクターは今回でてきません!
 
ヒロインのボンドガールにダイアナ・ロスを考えていたようですが却下され、ジェーン・シーモアに。
 
個人的にはダニエラ・ビアンキに次ぐボンドガール歴代No2だと思ってます(^^ゞ
 
フェリックス・ライターにデヴィッド・ヘディソン
 
今回Qは出てません!
 
バーナード・リーのMと、ロイス・マクスウェルのマニーペニーはボンドの自宅に登場します!
 
監督は引き続き、ガイ・ハミルトン
 
オープニングテーマはモーリス・ビンダー、テーマソングはポール・マッカートニーウィングス
 
 
エキゾチックなシーンとアクションはお約束
 
タロット占い、南の島、ブードゥーの儀式、ジャズ葬も面白い!
 
特典映像を見ていると、007シリーズはフレキシブルというか、結構行き当たりばったりで、
 
ワニ園があるからワニを使いましょう!沼があるからボートアクションにしよう!って感じの鷹揚さ(・_・;)
 
スタントマンもその辺の人に頼んでやってもらってるのも多くて、笑っちゃうのですが、
 
ワニ園でボンドが「因幡の白ウサギ」よろしくワニを踏んで渡る場面では、
 
園長自らスタントマンとして生きたワニの頭を渡ってるし(・.・;)メガテン
 
今までにないアクションっていうのが、常に課題なんでしょうね。
 
2階建てバスでのカーアクションやボートチェイスも見どころです!