『007/ムーンレイカー』 シリーズ11作目、舞台は宇宙へ
ジェームズ・ボンドには地球が狭すぎたらしい(^^ゞ
ついに宇宙を制覇する007です!
MOONRAKER 1979年イギリス 126分
解説:アメリカからイギリスへ空輸中のスペース・シャトル“ムーンレイカー”が何者かによって奪われる事件が発生、さっそくボンドが調査に乗り出す。ムーンレイカーを製造した科学者で大富豪のドラックスが事件の背後に浮上し、彼のもとへ向かうボンド。するとそこでNASAの女性科学者ホリーと出会い、やがて彼女もCIAのスパイだと知るのだった。2人は手を組み、イタリア、ブラジルへ飛びながら事件の核心へ迫っていく。やはりドラックスは、選ばれた人間だけを宇宙へ連れ出して新たな世界を創ると同時に、毒ガスを撒いて地球を滅亡させるという非道な計画を立てていた。こうして毒ガスを積んだシャトルが離陸、ボンドとホリーも別の機体を奪って追いかけるのだが…。。前作でも登場した、鋼鉄の歯を持つ殺し屋ジョーズが、不死身の大活躍をみせる。主題歌シャーリー・バッシー。 (allcinemaより)
前作のエンドクレジットで、次作は『ユア・アイズ・オンリー』と告知していたにも関わらず、
時代はSFだということで、急遽イアン・フレミングの小説で映画化されていなかったコチラに。
この頃になってくると、フレミング小説のタイトルだけで内容はまったく変わってます。
限られた遺伝子的に優秀な人材だけノアの箱舟のように宇宙ステーションに避難させ、
その間に地球人類を全滅させるというものだった。
ボンドは潜入しているCIAの女性エージェント、ホリーと協力して計画を阻止する。
前作ではロシアのスパイと協力しましたが、今回はCIAエージェント、ロイス・チャイルズ。
この作品からやたらボンドガールが増えて、セリフなくて並んでるだけの女性が出てきましたね。
ドラックスにマイケル・ロンズデール
今作では改心しちゃいます(^_^;)
ロイス・マクスウェルのマニーペニーとデズモンド・リュウェリンのQ
Mのバーナード・リーは今作が最後となりました。
監督は引き続きルイス・ギルバート
オープニングタイトルはモーリス・ビンダー、主題歌は3度目のシャーリー・バッシー
内容は、ちょっとやり過ぎかなという気がしますが、
プレオープニングシーンからパラシュート無しのスカイダイビング
劇中『未知との遭遇』や『荒野の7人』のテーマソングを入れる遊び心(?)あり。
前作に引き続きケン・アダムの斬新なセットデザインや、
ルーカスのILMとは違い、技術と根気のローテク作業で宇宙のシーンを作ったのは、
それはそれで凄いことだと思いますね。
ジョーズも彼女出来て良かった、良かった!( ̄m ̄〃)ぷぷっ!