『トゥルース 闇の告発』 ベネディクト・カンバーバッチ塗りつぶし( ̄∀ ̄*)イヒッ

 
2011年の作品ですが、未公開でDVDスルー。
 
DVDに入ってる予告かなんかで見て、ヘビーな内容なので怖じ気てましたが、
 
ベネディクト・カンバーバッチの名前があったので借りてみました。
 
戦地ボスニアで起こった実話ベースのお話です。
 
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                   THE WHISTLEBLOWER    2010年独/加 111分
 
あらすじ:アメリカの民間軍事会社デモクラ・セキュリティからボスニアに派遣された警察官のキャシー。ある日、平和維持の活動中、全身傷だらけの少女ラヤを保護したことで、この町の男たちが屯するバーの存在を知る。しかしその場所は、表向きはウェイトレスとして働く少女たちが犬のように扱われる売春宿であった。現地警察の指示で少女たちを保護施設に送らなかった同僚マーレイの不義な行動に、キャシーは不信感を抱き極秘捜査を開始する。すると、同僚の男性警察官たちが売春宿から多額の賄賂を受け取っているばかりか、現地警察や国連軍の関係者までもが人身売買に加担している驚愕の真実を知る。少女たちを守るため、キャシーは意を決して内部告発に乗り出すが、見えない巨大な闇に命を狙われ始める・・・。              (allcinemaより)
 
 
予想通り見るのがキツイ話でしたね(-_-;)
 
原題の意味は内部告発
 
実話ベースで人身売買を取り上げた映画はいくつか見てますが、
 
この映画のショッキングなところは、平和維持のために派遣されている国連関係者が関与していることですね。
 
国連とはいっても軍人や警察官ばかりが派遣されているわけではなく、
 
民間の会社からも派遣されているというようなことは、この映画を見るまで考えたこと無かったですね。
 
危険な地域での仕事ということで手当も良い、当然稼ぎたいだけで行く者も居るし、
 
混乱した現地で、朱に交われば赤くなるではないけれど、潔白で居るほうが難しいのかもしれません。
 
また、密入国させるのは簡単なのに、連れてきた少女たちを自国へ返す方が規約に縛られて難しい。
 
そして国連職員には訴追免除の特典まで。
 
国際連合 国際警察任務部隊(United Nations International Police Task Force,IPTF)に派遣された
 
キャシーは警察官としても女性としても、ひとりの母親としても少女たちをほおっておけません。
 
キャシーを演じるのはレイチェル・ワイズ、最近の彼女は信念の人ってイメージです!
 
彼女の決意を見て部下にするIPTFのマデリーンにヴァネッサ・レッドグレーヴ
 
移民局のローラにモニカ・ベルッチ
 
マデリーンと親しい内務省のピーターにデヴィッド・ストラザーン
 
IPTFの長に『デンジャラス・ラン』にも出ていたリーアム・カニンガム
 
肝心のベネディクト・カンバーバッチはIPTFのちょっとチャラい上官、2シーンしか出ません(>_<)
 
アメリカ人役でアメリカ英語を話してるらしいけど、わからないし~(-_-;)
 
監督・脚本はラリーサ・コンドラキ
 
 
嫌な予感がするとおりに展開していくので、見ていて気が重いです(-_-;)
 
国連と民間軍事会社、IPTFと現地警察など、いろんな枠組みと活動範囲があったりで、
 
その辺が入り組んで分かりにくいですね。
 
キャシーことKathryn Bolkovacは実在の人物で、HPもあります。
 
真実がずっしり重い映画ですね。