『テイカーズ』 白昼の事件だけどノワールの香り
昨年の公開時には、こちらには来なかったんだけど、
これも、顔合わせだけでも楽しめる映画ですね。
TAKERS 2010年 107分
あらすじ:綿密な計画のもと、年に一度だけ大仕事をして確実に大金をせしめ、普段は優雅なセレブ生活を満喫するゴードンら5人の銀行強盗グループ“テイカーズ”。一方、テイカーズを必死に追う刑事ジャックとその相棒エディは、少ない手がかりから徐々に核心へと迫っていく。そんな時、テイカーズの前に出所したばかりのかつての仲間ゴーストが現われ、かつてない大きな強盗計画を持ちかけるが…。 (allcinemaより)
クライム・アクションムービーですが、
キャストが揃ってます。
”テイカーズ”こと、犯罪チームの方は、
クリス・ブラウン、ティップ・ハリス、この2人のスキャンダルで公開が危ぶまれたとか。
『ワイルド・スピード』シリーズのポール・ウォーカー、ダーズ・ベイダー・ヘイデン・クリステンセン、
この2人は同系列の顔ですよね(^_^;)
追い詰める刑事にマット・ディロン、昔と変わらなく若々しいのに渋いですよね。
パートナーにジェイ・ヘルナンデス。
監督は長編2作目のジョン・ラッセンホップ
年に1度の大仕事は、大胆でクレバーな作戦でケガ人も出さずスマートに金を奪う”テイカーズ”。
警備の盲点を突いた、警察もお手上げの完全犯罪
一仕事終えたその時、以前の仕事で1人捕まったゴーストが出所してくる。
新しいヤマを持ってかつての仲間である”テイカーズ”の前に現れたゴーストを信用しきれないものの、
大金が手に入るヤマを見過ごすことができず、もう一仕事することに。
優雅に暮らす犯罪者にも、薄給のなか必死に犯人を追う刑事にも、
家族の悩みがあり、仲間の裏切りがあり。
犯罪の部分とドラマの部分が上手く組み合わさっているし、
大がかりな計画とスピーディな展開が楽しめます。
双方ちょっとホロ苦い結末を迎えるのも、犯罪映画らしくて良い。