『リンカーン/秘密の書』 2Dの方がお薦めかも
ティム・バートン製作、『ウォンテッド』のティムール・ベクマンベトフがメガホンを取ったアクション大作。
3Dで観てきました!
ABRAHAM LINCOLN: VAMPIRE HUNTER 2012年 105分
あらすじ:第16代大統領エイブラハム・リンカーンには知られざるもう一つ別の顔があった。それは、人知れず勢力を拡大させていた恐るべき吸血鬼たちを退治するヴァンパイア・ハンターとしての顔だった――。貧しい開拓農民の家に生まれたリンカーンは、幼い頃に最愛の母を失う。その後、母の命を奪った復讐の相手が闇の勢力=ヴァンパイアと知るリンカーン。彼はヴァンパイアの生態をよく知るヘンリーのもとで、ヴァンパイア・ハンターとしての修行を重ねていく。やがて使い慣れた斧を手にハンターとしての活動を始めたリンカーンは、奴隷制度が彼らの食糧供給源として機能している実態を目の当たりにし、奴隷解放こそがヴァンパイアとの戦いに勝つ唯一の方法と考え、政治の道へと歩み出すのだったが…。 (allcinemaより)
原作はセス・グレアム=スミスの小説「ヴァンパイアハンター・リンカーン」
リンカーンがヴァンパイア・ハンターだったという奇想天外なお話。
黒人と共に南部で育ったエイブラハム・リンカーンは、
幼い頃ヴァンパイアに母親を殺され復讐を誓い、青年になって実行するが手も足も出ない。
危ないところをヘンリーに助けられ、ヴァンパイア・ハンターになるという約束で彼から特訓を受ける。
北部に移ったリンカーンは、昼は雑貨屋で働きながら、夜はヘンリーからの指令でヴァンパイア退治。
その一方で政治家への道も捨てきれずにいた。
リンカーンが使う武器が斧なんですが、実際に斧使いの達人だったようです。
妻になるメアリー・トッドや一緒に暮らしていたというジョシュア・スピードは実在の人物みたいですね。
ヴァンパイア・ハンターの話にリンカーンの史実を組み合わせてますが、
それほどリンカーンについては掘り下げてないですね。。
異種の組み合わせと考えると、『カウボーイ&エイリアン』なんかと似てますよね(^_^;)
リンカーンにベンジャミン・ウォーカー、20代から晩年まで演じてます。
リーアム・ニーソンに似てることばかり気になって(ー_ーゞ イヤァ・・・面目ない!
ヘンリーに『17歳の肖像』のドミニク・クーパー、メアリー・トッドにメアリー・エリザベス・ウインステッド
ジョシュア・スピードにジミ・シンプソン、ウイル・ジョンソンにアンソニー・マッキー
ヴァンパイアの始祖アダムにルーファス・シーウェル、他
3Dしか選択肢がなかったので3Dで観ましたが、
ベクマンベトフ監督といえば、スピード感あるアクション。
ジャンプするアクションが多いので、奥行きが感じられる3Dの方が合うのかなと思いつつ、
スピードがあるシーンはちょっと見づらい感じ?
疾走する馬の群れに交じって戦うシーンは、アクションを目で追いかけるのが大変でした(・・A;)あせあせ
2Dの方が複雑なアクションシーンには良いのかもと思いました。
クライマックスの列車のシーンはなかなかの迫力でしたよ!
このシーンだけでも劇場で観る価値はあるかな(^_^;)
リンカーンを持ちだしてきた割には深いものはないし、
昼と夜の2面性な部分が、結局最後までしっくりこなかった気がします。
アクションを楽しむ!と割り切って観ることをお薦めします(^^ゞ