『顔のないスパイ』 勝手に深読みした方が楽しめるかも


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                 THE DOUBLE      2011年 98分

あらすじ:ある日、ワシントンで上院議員が何者かに殺され、その手口から、すでに死んだとされていたソ連の伝説のスパイ“カシウス”の名前が浮上してくる。そこでCIA長官ハイランドは、かつてカシウスの追跡に実績を残した元CIAエージェントのポール・シェファーソンを呼び戻し、大学でカシウスの研究をしていたFBIの新人捜査官ベン・ギアリーと組ませて捜査に当たらせる。カシウスに魅せられ、彼が殺しを復活させたと信じるベンに対し、カシウスは死んでおり事件は模倣犯の仕業と一蹴するポールだったが…。             (allcinemaより)


3時10分、決断のとき』『ウォンテッド』の脚本家マイケル・ブラントの監督デビュー作品。

20年前に死んだと言われているソ連の殺し屋”カシウス”と同じ手口の殺人が起こり、

当時”カシウス”を追いかけていた元CIAのポールが引退生活から引きずり出される。

”カシウス”を研究していたFBIのベンが唱える”カシウス”復活説に、

ポールは”カシウス”は既に死亡しており、今回の殺人は模倣犯の手口だと主張するが、

CIA長官から死んだ証拠を見つけてくるように言われ、ベンと共に捜査に加わる。


ポールにリチャード・ギア、CIA長官にマーティン・シーン、2人とも老けましたね。

ベンにトファー・グレイス、『スパイダーマン』でヴェノムになっちゃった彼ですね。

ティーヴン・モイヤー、オデット・ユーストマン、スタナ・カティック


最初からリチャード・ギアが怪し過ぎて、

そうなのかなと思っていたら、早い段階であっさり正体が明かされます。

種明かしが早過ぎるので、ひょっとしてそれもフェイクかと思いながら見ていたら、

最後に一捻りありました!

どうなの、どうなの?と思いながら見ることが出来たので、なかなか面白かったですが、

あれだけ怪しいのにまったく気付かなかったのに、急にわかる辺りが何とも(^_^;)

終盤ギリギリで一気にいろんなことが分かるのは、サスペンスでは当り前ですけどね。

過度な期待をしなければ楽しめる作品と思います(^^ゞ