『007 スカイフォール』 イアン・フレミングの原作を超えたか


ダニエル・クレイグジェームズ・ボンドの3作目にして007シリーズ誕生50周年記念作となる通算23作目

木・金で『カジノロワイヤル』と『慰めの報酬』のおさらいをして、今日朝一で観てきました!

映画の内容としては、特におさらいしなくても問題はないです!

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                          SKYFALL          2012年英/米 143分

あらすじ:英国の諜報機関MI6が世界中に送り込んでいるスパイのリストが盗まれる緊急事態が発生。“007”ことジェームズ・ボンドは、リストを取り戻すべくMの指示に従い、敵のエージェントを追い詰めていくが…。その作戦が失敗に終り、組織内でのMの立場も危うくなる。そんな中、今度はMI6本部が爆破される。辛くも難を逃れたMだったが、一連の犯行はMへの復讐に駆られた元MI6の凄腕エージェント、シルヴァによるものだった。そんな窮地に立たされたMの前に、手負いのボンドが姿を現わすが…。                  (allcinemaより)


実は我が街にIMAXシアターが出来ちゃったんですね。

まさか出来るとは夢にも思わなかったんですけど、中四国地区初らしいです。

で、今日からオープンでオープニング映画が『スカイフォール』なんですね。


冒頭、潜入している情報部員のデーターが入っているHDを盗まれ追跡するボンド、

HDの内容の重要さから焦ったMが出した指示により、ボンドは間違って撃たれてしまう。

3ヶ月後、MI6のシステムがハッキングされ、Mの目の前で本部が爆破される。

その映像を見たボンドは本部に向かうのだが、MI6は存続の危機にさらされていた。


ダニエル・クレイグを新ボンドに迎えて、『カジノロワイヤル』で原点回帰した007シリーズ!

前2作は”00”に昇格した若いボンドの初仕事だったと思うんですけど、

今回ボンドは既に世代交代なんて言われてしまいます!

一度死に掛けたボンドの身体能力は落ちているし、本部爆破によって多くの人員が死亡。

国家情報委員会のマロリーが送り込まれ、Mは辞職を勧められます。

敵はMの元部下であったシルヴァ、手の内も読まれています。

八方塞がりのMI6、Mとボンドは孤独な戦いを強いられます。


007・ジェームズ・ボンドダニエル・クレイグ、髪が短くて精悍、よりクールなボンドで帰ってきました!

あと2作は契約しているみたいで安心ですね(^^ゞ

Mにジュディ・デンチ、マロリーにレイフ・ファインズ、意外な所でアルバート・フィニーが出てきます。

Qがベン・ウィショー、今回は顔見せ程度なので今後が楽しみですね。

今回のボンドガールは、ベレニス・マーロウとMI6エージェント・イヴのナオミ・ハリス

真のボンドガールはあの人という噂ですけど( ̄ー ̄)ニヤリ

シルヴァにハビエル・バルデム、ブロンドにしてることもありますが、今までとは全く違いますね。

悪役でも『ノー・カントリー』の時とも全然違います。今回はバイセクシャルかも(^_^;)

監督はサム・メンデス、前2作の脚本に携わってたポール・ハギスは今回はいませんね。

主題歌はアデル


( ̄-  ̄ ) うーん、唸りましたね~、このストーリー!

Mもボンドもシルヴァも、より内面を掘り下げた内容で、それぞれ過去が深くかかわってきます。

ボンドもシルヴァも過去に捉われている男でMは2人の母親的存在。

Mが査問会に掛けられ、テニスンの詩を読むシーンが良いんですよ!

タイトル『スカイフォール』の意味も終盤で明かされます。

ドラマ部分が深くなっているけれども、アクションもハードなチェイス健在。

ハイテクなだけでなくローテクを駆使した戦いもあります。

IMAXは音が凄いですね。爆破シーンなんて震えます。

エキゾチックな場所が出てくるのはお約束のシリーズ、これまではわりと泥臭さもあったんですが、

上海やマカオなどの映像が今までにないスタイリッシュさで綺麗です。

50周年記念なので、過去作へのオマージュもチラホラ。

観終わった後、あ~、そうだったのか~!と唸るはずです。

私はエンディングで涙出てきました!(゜ー?)ホロリ

ぜひぜひぜひ劇場で!





上のポスター、オープン記念に貰ったんですけど、

来週は第2弾でまた違うのが配られるらしくて、

来週また来よう!って言ってる人が居ましたよ( ̄m ̄〃)ぷぷっ!