『アイアンクラッド』 英国史に名を残す籠城戦
父親が借りていたので、アクション物だろうくらいで内容も全く知らずに見ました(^^ゞ
意外に硬派な英国歴史ものでしたね。
IRONCLAD 2010年英/米/独 120分
あらすじ:中世のイングランド王国。冷血なジョン王は貴族たちに追い詰められた末、国王の権限を制限する“マグナ・カルタ”への署名をさせられる。腹の虫が治まらないジョン王は傭兵団を組織して各地で内戦を仕掛け、ロンドンへと迫っていく。そんなジョン王の進軍を食い止めるべく、オルバーニ卿によって集められたのはテンプル騎士団の騎士マーシャルらわずか20人の戦士たち。彼らは要となるロチェスター城に籠り、フランスからの援軍が到着するまでの間、城を死守するべく無謀な戦いに身を投じていく。 (allcinemaより)
中世イギリスの史実を基に、非道なジョン王率いる1000人の傭兵団を相手に、
たった20人でロチェスター城を死守するべく決死の籠城戦をリアルな筆致で描いた歴史アクション・ドラマ。
イングランド版「7人の侍」って感じでした。
キャストも全然知らずに見たら、
オルバニー卿にボーンシリーズのブライアン・コックス、『127時間』のケイト・マーラ
『パイレーツ~』シリーズの義眼男、マッケンジー・クルックや、ジェイソン・フレミングなど、
なかなかキャストも揃ってました。
監督はジョナサン・イングリッシュ
リアルなソードアクションがウリなのか、R15+がうなづけるゴア描写(^_^;)
そこはちょっと勘弁して欲しかったんですけど、
籠城戦の戦い方や投石機や梯子なんかが出てくると、
『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』を思い出しました。
乗り込んできた7人のキャラ描写がもっとあれば良かったんですけどね。
『LOTR』程ではないけれど、戦闘シーンのリアルさはなかなかでした。