『ロード・オブ・ザ・リング』 ここから始まる指輪物語3部作
長くても見始めるとあっと言う間なんですよね。
中つ国に一瞬で引き込まれます。
THE LORD OF THE RINGS: THE FELLOWSHIP OF THE RING
あらすじ:はるか昔。闇の冥王サウロンは世界を滅ぼす魔力を秘めたひとつの指輪を作り出した。指輪の力に支配された中つ国では一人の勇者がサウロンの指を切り落とし、国を悪から救った。それから数千年の時を経た中つ国第3世紀。ある時、指輪がホビット族の青年フロドの手に渡る。しかし、指輪を取り戻そうとするサウロンの部下が迫っていた。世界を守るためには指輪を滅びの山の火口、“滅びの亀裂”に投げ込み破壊するしか方法はない。そこでフロドを中心とする9人の仲間が結成され、彼らは“滅びの亀裂”目指し、遥かなる冒険の旅に出るのだった……。 (allcinemaより)
第1作目の「旅の仲間」は2002年日本公開なので、約10年前ですね~!
もっと前な気分でした(^_^;)
壮大な物語に相応しい迫力です。
その指輪は闇の冥王サウロンの物で、世界を滅ぼす力を持っている。
指輪を葬るためには滅びの山の火口に投げ入れるしかない。
ビルボから指輪を譲り受けたフロドは、ホビット庄(シャイア)を旅立つ。
エルフの治める裂け谷に集った旅の仲間9人と共に、滅びの山に向かうフロド達だったが、
数々の妨害や障害に、旅の仲間の結束が崩れてしまう。
冒頭で指輪がどういうものかという説明と中つ国に住む種族の説明があります。
指輪物語の世界に最初に触れると、いろんな種族が出てくるのに驚きますよね。
この映画で指輪保持者であるビルボとフロドはホビット、
身長1メートルほどで毛むくじゃらの足、足裏が厚いので靴は要りません。
畑仕事に精を出し人生で食べることが最も重要な種族、欲も野心もなく平和な生活を好みます。
指輪を60年も持ち続けていられたのは、この欲のない性格のおかげ。
どの種族にも通じている魔法使い、徳が上がると賢者に!って言うとまるでロールプレイングゲームですが、
実際RPGはこの原作の影響を受けているよう。
『ホビット』では茶色も出てきます。
エルフは永遠の命を持ち、精神も身体能力も優れています。
エルロンドの様に人間とエルフ両方の血を引くものも。
そして人間、自身の欲望から指輪を滅ぼす機会を逃してしまったことから、未熟な種族と呼ばれています。
これらの種族に対峙するのが、冥王サウロン。
サウロンの下僕となった元人間の王達ナズグル
元エルフが悪の力によって生まれ変わったオークなど。
善悪は関係なく指輪だけ求めるゴラムは、前作ホビットも含めてこのシリーズのキーパーソン。
これほどの大作なのでキャストも多い!まず9人の旅の仲間から、
ドワ-フのギムリにジョン・リス=デイヴィス、特種メイクが合わなくて肌荒れが大変だったそう。
エルフのレゴラスにオーランド・ブルーム、この役で日本では圧倒的人気だったような~(^_^;)
ゴンドール王国の摂政の息子ボロミアにショーン・ビーン。
裂け谷のエルロンドにヒューゴ・ウィーヴィング、エルロンドの娘アルウェンにリブ・タイラー、
マーティン・フリーマンが『ホビット』で彼の役をやると聞いた時ピッタリだと思いましたが、声まで似てる(^^ゞ
対立するものとして白のサルマン、クリストファー・リー。
ゴラムにアンディ・サーキス、他書ききれないのでこのへんで(^_^;)
映画化は無理と言われていた壮大なストーリー、
オールニュージーランドロケの美しい映像と、WETAデジタルによるVFX。
最新の技術で、戦闘シーンのオーク一体一体にAI(人工知能)を付けて別々の動きを出してるそうです。
逆にホビットや人間達の身長差などはCGを使わず遠近法やスケールダブルなどで見せています。
RPG好きにはキャラや装具なんかがもろにツボ。
ファンタジーでもダークな部類に入るこのシリーズ、
フロドはもちろん旅の仲間たちは次から次へと試練に襲われ、
それでも気高い使命感や仲間愛で立ち向かっていく。
人生の教訓になる様なセリフも満載。
ボロミアの最期にアラゴルンと一緒に(T∇T) ウウウ
劇場で見た時は、え~!ここで終わるの~!とΣ( ̄□ ̄;うっそ!!
1作見ると続きも見てしまう。
何度見ても見飽きることはない、今のところ自分のオールタイムベストシリーズです。
ブルーレイ欲しいな~!