『スター・トレックⅣ/故郷への長い道』 2作目から始まる3部作の完結編


2、3、4と時間経緯が続いている3部作とも言える最終話

なんと20世紀にタイムスリップしてやってきます。

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             STAR TREK IV: THE VOYAGE HOME  1986年 119分

あらすじ:カーク提督たちはジェネシス装置をめぐるクリンゴン人との戦闘でエンタープライズ号を自爆に追いやられたが、逆にクリンゴンのバード・オブ・プレイを分捕り、スポックの故郷であるバルカン星に滞在していた。バルカンに伝わる儀式で魂と肉体を再結合させ、記憶を取り戻したスポックには自分たちの人生を犠牲にしてまでスポックを救ったクルーたち人間の行為が理解できない。彼らは分捕ったクリンゴンの船に「バウンティ号」と名付け、エンタープライズ号を勝手に動かした罪で軍法会議を受ける覚悟で帰国することにした。
その頃地球には謎の探査船が接近していた。あまりにも強力な謎の電波を発しているため、地球の大気はイオン化されすべてのシステムが停止してしまった。滅亡寸前の地球から近づくなという警告を受けたカーク提督らクルーたちは、探査船の目的がザトウクジラであることを突き止める。探査船を送ってきた宇宙人は、太古よりザトウクジラと交信していた。その交信が途絶えたため、ザトウクジラたちを案じてやってきたのだ。しかしそのザトウクジラは、21世紀にすでに絶滅してしまっていた。エンタープライズのクルー達は、23世紀の地球を救うために20世紀末の地球に行き絶滅前のザトウクジラを連れ帰ろうとタイムワープを敢行し、1986サンフランシスコに降り立つ。                                                   (Wikipediaより)

引き続きレナード・ニモイ監督。

前作でクリンゴンの捕虜にならないためにエンタープライズを自爆させてしまい、

敵戦を乗っ取って地球へ帰ろうとしたところ、地球は謎の探査船にエネルギーを奪われ機能停止寸前。

探査船が発信している電波がクジラの音声だと突き止めたカーク達は、

クジラが絶滅していない20世紀にタイムワープしてクジラを捕獲することを考える。


シリーズで最高のヒットとなった作品。

オリジナルメンバーが現代にやってきたというのがツボだったのかも(^_^;)

前作で復活したスポックが、シリーズの最初の頃のようにまだよそよそしいんですよね。

なんとかタイムワープに成功して20世紀にやってきたものの、

慣れない現代でクジラを探すことと、クジラを入れる水槽とエネルギー源を手に入れる必要があり、

3班に分かれて行動、特に戦闘シーンは無いのに大丈夫かとハラハラします。

コメディタッチなやり取りも多くて楽しいですね。

前作引き続きウィリアム・シャトナー、デフォレスト・ケリー、ジョージ・タケイ、ジェームズ・ドゥーアン

ウォルター・ケーニッグ、ニシェル・ニコルズ達オリジナルキャスト出演。

今回はスポックの母親アマンダ役ジェーン・ワイアットも出ます。

キャサリン・ヒックスが20世紀のクジラ博士ジリアン・テイラー。


こちらもまあまあ強引な展開ですが(^_^;)

このシリーズはタイムパラドックスに寛容なのか、ドクター・マッコイは病気を治しちゃったり、

ジリアン博士は23世紀に来ちゃうし、2009年版では本人どおしが話してるしね(^_^;)

意外性があって面白いストーリーではありました。


次の5作目はウィリアム・シャトナー監督作ですが、

ゴールデンラズベリー賞の作品賞・監督賞・主演男優賞の3冠獲得していて、

ファンの方からも見なくて良いってことなので、飛ばして6作目に行こうと思います(^^ゞ


これもやはり予告というよりワンシーン↓