『スター・トレックVI/未知の世界』 未来、それは見果てぬ夢・・・
前回言った様な理由で、5作目を飛ばして6作目(^^ゞ
TVシリーズ誕生から25年の歳月を経て遂に完結となった最終作。
STAR TREK VI: THE UNDISCOVERED COUNTRY 1991年 110分
衛星の爆発によって危機を迎えたクリンゴン帝国は、長年の間敵対関係にあった惑星連邦への援助を要請。
クリンゴンに息子デヴィットを殺されているカーク(劇場3作目)は嫌々ながらも、
和平交渉にやってくる大使の迎えにエンタープライズ号が行くことに。
裁判の後、カークとマッコイは流刑惑星へ。
スタートレック生みの親であるジーン・ロッデンベリーは本作の製作中に死去。
また『シャーロック・ホームズの素敵な挑戦』(1976)の脚本を書いたニコラス・メイヤーが監督なので、
「不可能を消去して、最後に残ったものがどんなに奇妙なことであっても、それが真実である」という、
シャーロック・ホームズの有名なセリフをスポックが話したりします。
キャストはいつも通りオリジナルメンバー、
ジェイムズ・T・カーク=ウィリアム・シャトナー、Dr.レナード・マッコイ=デフォレスト・ケリー、
ウフーラ=ニシェル・ニコルズは、ここ最近スラックスに変わってたのが、またミニスカ復活。
Mr.スポック=レナード・ニモイ
スポックが目を掛けているバルカン人のヴァレリス大尉に『SATC』のキム・キャトラル
クリンゴンのチャン将軍にクリストファー・プラマー。
キャストから誰が悪役かがすぐ分かってしまうのが難点ですが(^_^;)
陰謀が匂うストーリー展開も流刑惑星でのアクションなんかも楽しめます。
視覚効果もILMと『ターミネーター2』のスタッフ達が参加しているので今見ても遜色ないです。
私情を捨てて連邦のために戦うカーク、どこまでも共に闘うマッコイ、見守るスポック、3人の友情、
オリジナルメンバー達の忠誠心など、締めに相応しい良い映画だと思います。
欲を言えば、ウィリアム・シャトナーちょっと太り過ぎ(>_<)