『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』 不思議なストーリーをリアルにした映像
先週末から公開の『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』をIMAX3Dで観てきました!
せっかく地元にIMAXシアターを作ってくれたので、IMAX上映の映画はなるべくIMAXで観ようかなと。
『スター・トレック イントゥ・ダークネス』冒頭10分間の予告も観れますしね( ̄∀ ̄*)イヒッ
LIFE OF PI 2012年 127分
あらすじ:小説のネタを探していたカナダ人作家は、パイ・パテルというインド人男性を訪ね、彼の語る驚愕の冒険譚を聞くことになる――。インドのボンディシェリで動物園を営む一家に育ったパイ少年。やがて彼が16歳となったとき、一家はカナダに移住することになり、パイは両親や動物たちと一緒に日本の貨物船に乗り込むことに。しかし、途中で嵐に遭遇し、船は沈没。運良く救命ボートに乗り移ることができたパイだったが、彼と同じように辛くも逃げ延びたシマウマやハイエナ、オランウータン、そしてリチャード・パーカーと名付けられたベンガルトラと同乗するハメに。こうして少年パイの過酷な漂流生活がスタートするのだが…。 (allcinemaより)
カナダ人ヤン・マーテルの同名小説を3Dで映画化。
スランプに陥っている作家がインド人男性を訪ね、信じられない様な不思議な彼の話を聞き始める。
まずは生い立ちから、父親は彼に優雅なフランス語の名前を付けるが、その名前がいじめの理由に。
考えた少年は自分でパイという通称を名乗ることを決め、意外な方法で浸透させる。
美しいものや動物、宗教などいろいろなことに好奇心旺盛なパイ少年が16歳になった頃、
動物園を経営していたパイの父親が動物を売ってカナダに移住することを決め、
日本の貨物船に動物もろとも家族で乗り込む。
途中大しけに遭い船はあえなく沈没、唯一救命ボートに乗り込むことが出来たパイは
シマウマ・ハイエナ・オランウータン、そしてトラと共に漂流する羽目に。
大人のパイが回想して少年時代と漂流生活を語ります。
大人のパイは『その名にちなんで』のイルファン・カーン
16歳のパイはオーディションで選ばれた新人スラージ・シャルマ、綺麗な顔立ちですよね。
カナダ人の作家に『ワン・デイ 23年のラブストーリー』のレイフ・スポール
船のコック役でジェラルド・ドパルデューが!小さな役なのになぜ?(?_?)
監督・製作は『ブロークバック・マウンテン』でアカデミー監督賞を受賞しているアン・リー
予告でも驚きましたけど、映像が凄いですね。
トラにしろミーアキャットにしろ、CGだそうですが本物にしか思えないリアルさ。
3Dだとまた一層の迫力、なんどか飛び上がりました(^_^;)
巨大プールセットで撮影したという海のシーン、嵐の激しさと無い出るときの静けさは幻想的
哲学的でもあり、宗教的でもあり、でもそれほど押しつけがましくは無い。
映像にはひたすら圧倒されました!
ただ映画には入り込めなかったんですよね~(^_^;)
あ~『戦火の馬』を観た時と同じだなと(^_^;)
サバイバルも興味深いし感動的な話なんだけど、どうも入り込めない、相性の問題でしょうか(・_・;)
多分私の意見はマイノリティだと思うし、動物好きな方は無条件で楽しめる映画だと思います!
ぜひ大きなスクリーンで映像美を堪能して下さい!