『SHERLOCK』シリーズ2 Brainy is the new sexy.



最近『SHERLOCK』だけでなくサー・アーサー・コナン・ドイルの正典シャーロック・ホームズシリーズ

絡みの雑誌の創刊がやたら増えてきてます。

昨年12月に主演のふたりベネディクト・カンバーバッチマーティン・フリーマンが来日したからか?

そんな訳でしつこく今度はシリーズ2について!(簡単すぎた以前の記事^^;)

シリーズ1についてはコチラ

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今回もネタバレで!

キャスト&製作陣はシリーズ1から引き続きなので省略、

ゲイネタ、ジョンがシャーロックとマイクロフトにこき使われるところもお約束(^_^;)


プールサイドでモリアーティの部下に拳銃で狙われているシャーロックとジョン、

ジョンに付けられていた爆弾に銃口を向けるシャーロック、それを見つめるモリアーティ。

という緊張のクリフハンガーで終わったシリーズ1エピソード3の最後。

それから約1年待たされたシリーズ2(私はS1を昨年初めて観たので1週間待っただけでしたが^^;)
 
緊張を破ったのは、ビージーズの“ステインアライブ”の着メロ♪( ̄m ̄〃)ぷぷっ!

この電話によってモリアーティの気が変わり、命拾いした2人(そりゃそうだ^^;

 
Ep1「ベルグレービアの醜聞」“ A Scandai in Belgravia” 脚本スティーブン・モファット 監督ポール・マグイガン
 
あらすじ:シャーロックとジョンは突然、バッキンガム宮殿に連れて行かれる。シャーロックの兄マイクロフトが現れ、匿名の依頼人は「高名な方」で、国家の一大事だと告げる。依頼内容は、性的サービスを提供し、「あの女」と呼ばれる女性アイリーン・アドラーが持つ写真を奪うこと、ある若き女性の不名誉な写真だ。シャーロックは、王室を相手に自ら写真の存在を知らせてきていながら、なにも要求していないアイリーンに猛烈な興味を抱く。                                                          (NHKオンデマンドより)

 
正典「ボヘミアの醜聞」がベース、シャーロック・ホームズを唯一出し抜いた女アイリーン・アドラー登場。

ジョンのブログのおかげで、依頼が増えたシャーロック、すっかり人気者(?)に。

カメラから顔を隠すために、ホームズのトレードマークの鹿撃ち帽姿を披露(まったく似合わない^^;)。

アイリーン・アドラー役のララ・パルヴァーは全裸シーンは本当に全裸での撮影だったとか(」゜ロ゜)」ナント!

ベネディクトのお尻もチラッと( ̄∀ ̄*)イヒッ
 
このストーリーの映像の遊びが一番面白い気がします(バッキンガム宮殿まで出てくるし^^;)

互角の戦いで火花を散らすシャーロックとアイリーン、これは果たして恋なのか?それとも?

この話の結末は、ビリー・ワイルダー監督作『シャーロック・ホームズの冒険』(’70)へのオマージュ。

プロデューサー2人が大好きだというこの映画、なかなか面白いので機会があればこちらもドーゾ!
 
 

Ep2「バスカヴィルの犬(ハウンド)」“The Hounds of Baskerville” 脚本マーク・ゲイティス 監督マグイガン
 
あらすじ:シャーロックのもとに、ダートムアから依頼人ヘンリーがやってくる、ダートムアの荒野には政府の科学生物兵器研究施設・バスカヴィルがあり、極秘の実験が行われているというウワサがあった。ヘンリーは20年前、7歳のときに父親が悪魔の様な巨大な犬、「ハウンド」に殺されるのを目撃。ショックが生み出した妄想かと思ったが、昨夜、再びその現場で巨大な「ハウンド」の足跡を発見したのだ。シャーロックが怪物の招待に迫る!                                                        (NHKオンデマンドより)
 

正典はもちろん4つの長編の内の1つ「バスカヴィル家の犬」

コナン・ドイルの正典のシリーズの中で一番多く映像化されている作品。

ちなみに正典ではワトソンだけがダートムアへ行き、しばらくホームズ不在で話が進行するので、

行く行かないのやり取りがこちらでも( ̄∀ ̄*)イヒッ

正典と同じ名前の登場人物を配し、小道具の使い方も上手く正典をパロってます。

ダートムアでロケ、景色が美しいですね。

ヘンリー・バスカヴィル役ラッセル・トーヴィーミス・マープル4 「殺人は容易だ」に出てました。

動揺したシャーロックが思わず友達は居ないとジョンに言ってしまい、翌日ジョンの機嫌を取るところとか、

「精神の宮殿(マインド・パレス)」のシーンが傑作ヾ(≧д≦)ノうひょひょ

でも、ヘラヘラ笑えるのもこのエピまでなんだな~(;-_-) =3 フゥ
 


Ep3「ライヘンバッハ・ヒーロー」“The Reichenbach Fall” 脚本スティーブン・トンプソン 監督トビー・ハイネス
 
あらすじ:やつれたジョンがやっと口にした言葉は・・・「親友のシャーロックが死んだ」。3か月前、シャーロックは次々と大事件を解決し、世間の注目を浴びていた。そんなある日、シャーロックに執着する犯罪者モリアーティが、ロンドンの有名施設3か所の厳重な警備を同時に破るという前代未聞の犯罪を決行。シャーロックに挑発メールを送る一方、故意に逮捕される。モリアーティが仕掛けた最後の闘い。シャーロックの身に何が?                                                             (NHKオンデマンドより)
 
 
正典の「最後の事件」ライヘンバッハの滝にホームズが落ちる話ですね。

モリアーティが逮捕され裁判になり証人としてシャーロックが呼ばれる、この時の音楽がとても良い♪

裁判の結果は無罪。221Bにやってきたモリアーティはシャーロックに「借りは返す」と宣言する。

モリアーティの仕掛けた罠によって、今までの事件はすべてシャーロックが仕組んだことに。

絶体絶命追い詰められたシャーロックはビルの屋上から飛び降りる。


自分の友人までもが自分を疑い始めることに苛立ち、追い詰められるシャーロックのベネディクト

シャーロックを失った喪失感が見ている者も泣かせるジョンのマーティン

架空の人物まで想像しシャーロックを追い詰める不気味なモリアーティのアンドリュー
 
そしてここでまたクリフハンガーでシリーズ3へ。

結局このエピを完全に理解するには、次シーズンを待たないといけないことに(;゜;д;゜;)はうう
 

いよいよ来月からシリーズ3の撮影が始まります。

今急ピッチで221Bのセットが組まれている様子がツイッターに流れています。
 
シリーズ3のキーワードは、“RAT” “Wedding” “BOW”

正典でホームズが帰って来る「空き家の事件」で始まることは間違いないでしょう。

イギリスの放送は今年の秋予定。さて日本ではいつ観られるのか?

待ち遠しいです!