『テルマエ・ロマエ』 第2弾映画化決定


ヤマザキマリの人気同名コミックを実写映画化。

興行収入58億円なのに、原作者には原作使用料として100万円支払われただけということが、

今話題になっている本作

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                  テルマエ・ロマエ      2012年 108分

あらすじ:古代ローマ帝国。浴場設計技師のルシウスは生真面目な性格が災いし、流行に乗り遅れて職場をクビになってしまう。気分転換にと友人に誘われ、公衆浴場(テルマエ)にやってきたルシウス。突然そこで溺れてしまった彼は、なぜか現代日本の銭湯にタイムスリップする。漫画家志望の山越真実ら、見たこともない平たい顔ばかりを前に途方に暮れるルシウスは、ローマよりも遥かに進んだ風呂文化を目の当たりにして愕然。やがて古代ローマに戻ったルシウスは、平たい顔族(日本人)の風呂文化を採り入れた浴場を設計し大評判となるのだが…。                                                       (allciinemaより)


アニメ映画化ならまだしも、これを実写化しようとよく思いつきましたね。

しかもイタリアのチネチッタ撮影所で、現地エキストラと共に撮影というのが、

この映画のここまでのヒットに繋がったんでしょうね。

原作が面白いので、よっぽどじゃない限り内容は面白いはずだし、

濃い顔立ちのキャストを集めた話題性も良かったですね。


上戸彩のキャラはちょっとアレンジされてますが、前半はほぼ原作通り。

日本のショールームのバスルーム付いていたモニターを、水槽にアレンジするところは

原作ではもっと立派だったはずですが、金魚のガラス鉢みたいなのが置いてあるだけなのには

笑っちゃいましたけど(^_^;)

ルシウス役の阿部寛は脱ぎっぷりが良かったですね~!

真面目で仕事一筋なところがピッタリでした!

ローマ人役の北村一輝、宍戸開、勝矢も違和感無かったですけど、

市村正親の濃さには誰も勝てないですね(^^ゞ


最初は原作と一緒一緒と思いながら、

原作に無い日本から古代ローマに行くくだりのアレンジで、

ちょっと意外性も出て良かったと思います。

原作は2巻分くらいの内容かな。

続編決定だそうですが、原作の続きで行くのか、オリジナルになるのか。

原作の続きでやるのなら、また面白くなりそうですけど、

オリジナルストーリーになるとどうかな?(^^ゞ