『オズ はじまりの戦い』 アトラクション的な面白さの中にもホロっとさせるとこあり!


本日公開の『オズ はじまりの戦い』をIMAX3D字幕版で観てきました!

シネマサンシャインのHPがIMAXは吹替え版になっていたので、字幕は2Dのみかと諦めていたら、

HOの記載が間違っていたようで、3D字幕で観ることが出来ました。

最近のおとなしめな3Dに比べ、飛び出すわ、飛んでくるわと、これぞ3Dという感じで、

アトラクション的な楽しさが強い3Dでした!

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             OZ: THE GREAT AND POWERFUL  2013年 130分

あらすじ:カンザスのサーカス一座の奇術師オズは、ある日、竜巻に巻き込まれて不思議な魔法の国オズに迷い込む。そして偶然名前が同じだったばかりに、古くから伝わる予言に示された“偉大なる魔法使い”と誤解されてしまう。さらに、西の魔女セオドラに導かれて向かったエメラルド・シティで、今度は東の魔女エヴァノラから“邪悪な魔女に支配されているオズの国を救ってほしい”と懇願され、人々からも救世主と信じ込まれるハメに。最初は怖じ気づくオズだったが、財宝と名声の誘惑に負け、翼の生えた猿フィンリーを案内役に、邪悪な魔女を探す旅へと繰り出すのだったが…。                                       (allcinemaより)


L・フランク・ボームの「オズの魔法使い」を下敷きに、“偉大なる魔法使いオズ”誕生の知られざる物語。

飛び出す絵本をめくるようなモノクロ映像で始まるオープニングから惹き込まれます。


カンザスのサーカス一座のオスカーはオズという名で奇術を披露していた。

アニーという恋する女性を諦めても、平凡で安定した生活より偉大な奇術師になりたいオスカー。

サーカス一座の女性に手を出したことで彼女の夫に追いかけられ、気球で空へと逃げたところ、

竜巻に飲まれ着いたところは、美しくカラフルな自分と同じ名前のオズという国だった。


オズの魔法使い』の前日譚ということで、大魔法使いになる前のオズことオスカー、

ハンサムでプレイボーイ、奇術師というよりペテン師、

そんなオスカーが着いたオズの国では悪い魔女の支配に住民が苦しみ、

オズという偉大な魔法使いが悪い魔女を倒し国を救うという予言があった。


オスカーにジェームズ・フランコ、プレイボーイでいい加減でも憎めないキャラですね。

オスカーが最初に出会う西の魔女セオドラにミラ・クニス、ちょっと可哀想な役どころ

セオドラの姉の東の魔女エヴァノラにレイチェル・ワイズ、久しぶりにコミカルさもある役でした。

南の魔女グリンダとアニーの二役でミシェル・ウィリアムズ、この3魔女なら目移りしますよね(^_^;)

ブルース・キャンベルザック・ブラフアビゲイル・スペンサー、ビル・コブズ、トニー・コックス

監督はサム・ライミ


本は読んだことが無く、1939年の『オズの魔法使い』は漠然としか覚えていませんが、

良い魔女グリンダは覚えていて(『ワイルド・アット・ハート』にも出てきますよね^^;)

予告を観ていて、4人目の悪い魔女は誰だろうと思っていたのですが、

な~るほど、そおいうことですか!

気球で飛ばされたり、魔女と一緒に空を飛んだり、戦いのシーンなど、アトラクション的な面白さと共に、

そこはディズニー映画、オスカーの精神面での成長がメインとなっていました。

お供の猿や陶器の少女も良い味出していて、魔女たちの美の競演も素敵( ̄ー ̄)ニヤリ

最後のグリンダのセリフが冒頭のアニーのセリフと重なって、ジ~ンときましたね(゜ー?)ホロリ

冒頭の気球のシーンで、ここ最近すっかりなくなっていた3D酔いをちょっと感じました(^_^;)

3D酔いはそこだけでしたが、3Dの面白さをしっかり楽しめる映画でもありましたね。

子供から大人まで楽しめる作品ですね。劇場でぜひ!