『メリダとおそろしの森』、『長ぐつをはいたネコ』、『カーズ2』
長編アニメーション3本
BRAVE 2012年 94分
あらすじ:森と人間が共存する中世スコットランドのとある王国。王女のメリダは弓矢を手に野山を駆け回るのが大好きな自由気ままなお転婆少女。王女としての心構えや立ち居振る舞いを口うるさく指導する母のエリノア王妃とはいつも衝突してばかり。そんなある日、メリダは森の中で見つけた鬼火に導かれ森の魔女と巡りあう。そして運命を変えられるという魔女に、自由になりたいとお願いしてしまう。しかし森と人間の間には魔法を使ってはならないという掟が存在した。その掟が破られてしまったことで、王国は存亡の危機を迎えてしまうのだったが…。
(allcinemaより)
意外な感じがしますが、女性主人公ってピクサー史上初なんですね。
王妃として母親としてメリダを厳しく教育するエリノア、窮屈な生活にうんざりの王女メルダ、
知り合った魔女に自由になりたいと願ったことから、母が熊に変身という展開に。
自分の願いがただの我がままであることに気付き、母を懸命に助けようとするメルダに、
次第にお互いのわだかまりが消え、ハッピーエンド♪
絵も可愛らしく、ハートウォーミングなストーリーだけど、ちょっとあっさりだった印象でした。
監督はマーク・アンドリュース、アカデミー賞長編アニメーション賞受賞作品。
PUSS IN BOOTS 2011年 90分
あらすじ:無実の罪で故郷を追われ、お尋ね者となったプス。流れ着いた街で、幼なじみで兄弟分の卵、ハンプティ・ダンプティと久々の再会を果たす。2人は謎めいた美女猫キティを仲間に加え、一緒に伝説の秘宝“金の卵”を探すことに。やがて街の悪党ジャック&ジルから魔法の豆を奪い取ったプスたちは、空高く伸びる巨大なつるに導かれ天上の楽園へと辿り着くが…。 (allcinemaより)
声もアントニオ・バンデラス、可愛い風貌に似合わない渋い声(^_^;)
幼馴染のハンプティ・ダンプティに偶然再会したプスは、セクシーな美猫キティと共に、
魔法の豆を手に入れ天空の楽園にあるという金の卵を取りに行くことになるが、
偶然だと思っていた再会は仕組まれたものだった。
『ジャックと天空の巨人』を連想するような内容(公開前だけど^^;)の冒険活劇な部分と、
プスに対して屈折した思いを抱えているハンプティ・ダンプティ。
子供向けアニメとは思えない展開に、製作がギレルモ・デル・トロってところで納得(^^ゞ
ギレルモ・デル・トロは声もあててます。
ハンプティ・ダンプティは『ハングオーバー』シリーズの迷惑男・ザック・ガリフィアナキス
キティにセルマ・ハエック、ビリーボブ・ソーントン他。
友情と裏切り、信頼と駆け引きなど、なかなか見入ってしまう展開。
美しく締めくくられるラストもなかなかGOOD♪o(・∇・o)
猫好きは間違いなく気に入る作品( ̄ー ̄)ニヤリ
ディズニー、ドリームワークスときたので、パラマウントと行きたいところだけど、またまたディズニー(^_^;)
『カーズ2』
CARS 2 2011年 113分
あらすじ:天才レーサーにしてラジエーター・スプリングスの人気者“ライトニング・マックィーン”は、ひょんな成り行きからワールド・グランプリに出場することに。そこで、大親友にしておんぼろレッカー車の“メーター”をピット・クルーのメンバーとして帯同させる。しかし、日本を皮切りに、イタリア、イギリスと各地を転戦しながらトップレーサーたちがしのぎを削る過酷なレースの世界に田舎町からやって来たメーターは戸惑いを感じるばかりで、マックィーンの足を引っ張ってしまう。そんな時、ミステリアスな英国のスパイ・コンビにアメリカのスパイと誤解され、クルマたちの未来が懸かった危険なスパイ戦の渦中に巻き込まれてしまうメーターだったが…。 (allcinemaより)
『カーズ』の続編。マックィーンとメーターの主人公コンビが、今度はグランプリレースに参戦。
世界を転戦するかたわら思わぬ“スパイ戦”に巻き込まれ大冒険を繰り広げる。
前作ですっかり親友になったメーターを、ワールドツアーに連れて行ったことから起こる大騒動。
英国スパイに声ですぐ分かったマイケル・ケインを筆頭に、声の出演は凄いメンバー。
ツアーが日本から始まるので、カーズの世界にアニメ化されている日本のあれこれが面白い♪
大冒険の中友情を確認する物語は良いとして、悪ボスの意図が分かりづらいのが残念。
監督は久しぶりのジョン・ラセター。