『しあわせのパン』 人生はいつも、ちょっとだけ寂しい
しあわせのパン 2011年 114分
あらすじ:東京から洞爺湖のほとりの月浦に移り住み、パンカフェ“マーニ”を開店した夫婦、水縞尚とりえ。夫がパンを焼き、妻がそれに合うコーヒーを淹れ、料理をつくる。そんな小さなお店を、少しだけ悩みを抱えたいろいろなお客たちがやって来る。そしていつしか、心に小さなしあわせをみつけて帰ってゆくのだった。(allcinemaより)
北海道を舞台に贈るハートウォーミング・ストーリー。
洞爺湖のほとりで小さなパンカフェを営む一組の夫婦と、
そこを訪れる人々の心温まる人生模様が、四季折々の美しい風景とともに綴られてゆく。
ほんわかした話だろうな~と予想していたとおり。
特にストーリーらしいストーリーもなく、
東京から引っ越してきてカフェを開いた夫婦も、ホントに夫婦なの?という感じ。
セリフも少なく、北海道の自然とカフェの空気感で語っている。
おとなしめの主演2人とは逆に個性的な周囲の人物たちが、
浮きそうでいて意外に違和感なく自然の風景に溶け込んでいる、
エピソードとしては、ペンションも兼ねているカフェに訪れるゲスト。
失恋した若い女性、母親が出て行った少女と父親、初老の夫婦など。
北海道の自然が美しく、
負けないくらいに透明感のある原田知世、この人は年取らないんだろうか、
『時をかける少女』の頃からまったく変わってない気がする(^_^;)
監督は三島有紀子。
焼き立てパンも美味しそうです♪
パンを分け合える相手が居るのなら、人生まだまだ頑張れる!ってことでしょうか。