堺雅人3本勝負
堺雅人って良いよね♪と思いつつ、ほとんど作品を観ていないので、
とりあえず3本観ておきました(^_^;) 出演作多いんだもん(^^ゞ
邦画も観ると面白いんだけど、ついつい後回しになって、そのまま忘れちゃうんですよね~( ̄∀ ̄*)イヒッ
ツレがうつになりまして。 2011年 121分
あらすじ:マイペースなハルさんは売れない漫画家。そのツレ(夫)は生真面目で仕事熱心なスーパーサラリーマン。ところが結婚5年目のある日、ツレが突然“死にたい”とつぶやいた。診断の結果は、うつ病。ツレの変化にまったく気づかなかったハルさん。ツレのことを心配した彼女は、“会社を辞めないなら、離婚する”と迫り退職を決意させる。ツレが主夫となったことで自分が稼がなければならなくなったハルさんは、一大決心の末に編集部で“ツレがうつになりまして、仕事ください”と切り出す。 (allcinemaより)
漫画家・細川貂々のベストセラー・コミック・エッセイの映画化
鬱になってしまった堺雅人演じる夫(ツレ)は、かなりの几帳面。
ネクタイは曜日ごとに決め、好きなチーズも曜日ごとにタッパーに入れ、自分で毎日弁当を作って出勤。
これを見て、大雑把な自分は鬱にはならないだろうと秘か(?)に安心(^_^;)
宮崎あおい演じる嫁であるハルさんは頑張らないことを決め、
誰でもなる可能性のある病気なんだ、今は休養する時なんだとツレを励まし続ける。
周囲の温かさとハルさんの強さに、こちらも励まされる。
最後の講演会の梅沢富雄が効いています!
ゴールデンスランバー 2009年 139分
あらすじ:仙台に暮らすごく平凡な30歳の独身男、青柳雅春。金田首相が凱旋パレードを行うその日、大学時代の同級生・森田に呼び出された彼は、“お前、オズワルドにされるぞ。とにかく逃げろ”と謎の警告を受ける。その直後、背後のパレード会場で爆発音がしたかと思うと、なぜか2人の前に警官が現われ、躊躇なく拳銃を向ける。訳もわからぬまま反射的に逃げ出した青柳は、やがて自分が身に覚えのない証拠によって首相暗殺の犯人に周到に仕立てられていくことを大量のマスコミ報道で知る。青柳の元恋人で大学時代のサークル仲間でもある樋口晴子は、事件の報道に驚き、かつての仲間たちに連絡を取ろうとするのだが…。 (allcinemaより)
突然何もわからないまま、首相暗殺者に仕立て上げられた青柳。
大学時代の友人たちには警察の手が回り、TVでは身に覚えのない証拠が報道されている。
そんな中でも青柳の無実を信じる周囲の人たちの協力で逃げ続ける青柳。
彼の無罪は証明できるのか。
面白いサスペンスでしたね。
青柳を罠にハメようとする組織に対し、職場の人や行きづりの人がそれとなく助けてくれるんですよね。
学生時代の恋人も。みんな青柳のことを信じているんですよね。
その恋人と昔デートに使ったボロ車とか、バイト時代の花火のエピソードとか、
学生時代の青春の想い出がリンクして話が展開するのも良かったですね!
ラストはええ~、そうなの~!?ってなりましたが(^_^;)
青柳はもちろん堺雅人。
中でも、原作者ご指名の濱田岳が不思議なキャラで面白いです!
監督はバチスタシリーズの中村義洋。
『南極料理人』
南極料理人 2009年 125分
あらすじ:日本からはるか14.000キロの彼方、平均気温マイナス57℃という過酷な場所に建つ南極ドームふじ基地。ここに、観測隊の一員としてやってきた西村淳の任務は、総勢8名の男たちの食事を用意すること。日本に残してきた妻と8歳になる娘、そして生まれたばかりの息子のことが気に掛かりながらも、腕によりをかけた料理で男たちの胃袋を満たしていく。とはいえ、食材は豪華でも新たな調達のきかない最果ての地で、日々のメニューに変化を付けるのは至難のワザ。おまけに、想像を絶する過酷な生活で隊員たちの疲労とフラストレーションもピークに達していくが…。 (allcinemaより)
南極の生活がどんなに大変かといったことが描かれているのかと思えば、
原作に面白と付いているとおり、とても面白くほとんど笑いどおしの映画でした( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
以前西村氏がTV番組に出ていた時に、1日に凄いカロリーを取らないと体重がどんどん減ってしまうとか、
油が飲みたくなってくるといった様な事を話していたので、勝手に厳しい話かと誤解していました(^_^;)
南極ドームふじ基地に派遣された8名。
志願してきた者も、思いもかけずやって来ることになった者も居て、
過酷な場所での生活をなんとか平和に仲良く楽しく暮らそうという姿勢が微笑ましい。
温かい物しか食べないんだろうと思っていたら、刺身なんかも普通に食べていて、
食生活のバリエーションは豊富。
あまり娯楽が無い場所だから食べることの楽しみは大事ですよね。
遊び心の詰まった工夫がいろいろあって、
他人行儀だった赴任時から、終盤には家族の様になっているのがまた良かったです!
この3作はタイプは全然違うけれど、
どれも面白く、観ていて温かい気持ちになれて良い映画でしたよ♪