『ジャンゴ 繋がれざる者』 このディカプリオは必見かも
ようやく公開となった『ジャンゴ 繋がれざる者』観てきました!
これ165分もあったんですね。
長さは苦にならない面白さでしたが、最初の公開館の少なさに影響したのかも(^_^;)
DJANGO UNCHAINED 2012年 165分
あらすじ:南北戦争勃発前夜のアメリカ南部。賞金稼ぎのドイツ人歯科医キング・シュルツは、お尋ね者三兄弟の顔を知る黒人奴隷ジャンゴを見つけると、彼の鎖を解き放ち、三兄弟の追跡に繰り出す。その後、ジャンゴの腕を見込んだシュルツは、彼を賞金稼ぎの相棒にして2人で旅を続けることに。しかし、そんなジャンゴが真に目指す先は、奴隷市場で生き別れた最愛の妻ブルームヒルダのもと。やがて、彼女が極悪非道な農園領主カルビン・キャンディに売り飛ばされたことを突き止めたジャンゴとシュルツ。2人はキャンディに近づくため、ある周到な作戦を準備するのだが…。 (allcinemaより)
歯医者から賞金稼ぎに転職したシュルツは、3兄弟の書金首を追っていた。
その兄弟の顔を知っている黒人奴隷のジャンゴを自由にし、彼をパートナーにする。
ジャンゴは同じように黒人奴隷として売られた妻ブルームヒルダを助ける目的があり、
シュルツも彼を助けて2人で彼女が売られたキャンディ・ランドに乗り込むのだが・・・・・。
個人的には西部劇もタランティーノ映画も好きなので、それだけでテンション上がります(^^ゞ
タラちゃん映画はキャストも意外性があってユニークですからね。
1966年の『続・荒野の用心棒』からもインスピレーションを受けたということで、
バイオレンスは付き物のタラ映画、今回も血は飛び捲りますがそれほどグロイ映像はありません。
こちらのジャンゴはジェイミー・フォックス、最初の候補だったウィル・スミスより良かった気がします。
事前に見ていたブルーのおフランスっぽい衣装は妄想シーンかと思ったら、実際に着てた( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
今回はぐっと抑えた演技で、周囲とのバランスも抜群です!
奴隷にバトルをさせている農場主カルビン・キャンディにレオナルド・ディカプリオ、
他のキャストも強烈で良いですけど、この映画ではデカプーが一番光ってると思いました!
黒人奴隷に育てられ教養があるふりをするエゴの強い南部のボンボンっぷりが抜群!
そういうボンボンを育てた抜け目ない執事のサミュエル・L・ジャクソンも老けメイクで醜悪( ̄ー ̄)ニヤリ
助手にジョナ・ヒル、ジョゼフ・ゴードン=レヴィットも出たかったようですが、実現せず残念。
ブルース・ダーンやロバート・キャラダインなどの懐かしい顔ぶれが居るのも楽しい♪
監督・脚本のクエンティン・タランティーノはアカデミー脚本賞を見事受賞!
2転3転のストーリー展開が面白いのもタラ映画の魅力。
そして怒涛の銃撃戦!
毎度印象的なセリフやシーンもありますよね。
奴隷戦士にダルタニアンと気取って名付けたキャンディに、
三銃士の作者デュマは黒人だと告げるシュルツのシーンが秀逸でした!
西部劇へのオマージュが溢れだしている映画で、観ていて楽しかったです♪
おまけ
海外メディアでも評判になった「めざましTV」でのディカプリオのニコルソンのものまね