『アンナ・カレーニナ』 何度も映画化された名作を新たな演出で!
GAGAシアターで『モネゲーム』のオンライン試写が当たったのに、時間を間違えて観そびれ(>_<)
(夜中スタートの12時間のみだったんです~(T_T) しかもこちらの公開は未定(-_-;)
昨日から公開の『アンナ・カレーニナ』」は早々に行っておきました!
ANNA KARENINA 2012年英 130分
あらすじ:19世紀後半のロシア。アンナ・カレーニナは社交界の華と謳われる美貌の持ち主。しかし、夫である政府高官カレーニンとの間に愛を感じられず、満たされぬ日々を送っていた。そんなある日、兄夫婦のもとを訪れた彼女は、若き将校ヴロンスキーと出会い、一目で恋に落ちてしまう。許されぬ恋に必死に心を鎮めるアンナだったが、舞踏会で再会した2人にもはや燃え上がる情熱を抑える術はなかった。一方、アンナの兄嫁の妹でヴロンスキーに想いを寄せるキティ。彼女は、田舎の地主で純朴な好青年リョーヴィンからの求婚も断り、ヴロンスキーとの結婚を信じて待ち続けていたのだが…。 (allcinemaより)
ロシアの文豪トルストイの有名小説の映画化。
実は私は小説はおろか映画もまったく観ていなくて(^_^;)
今回観てようやくこういう話だったのかとわかった次第( ̄∀ ̄*)イヒッ
2人の登場人物の話が基軸となって進みます。
兄の浮気で揉めている兄夫婦の調停のためにモスクワを訪れたアンナ。
18歳で嫁いだ真面目で寛容な政府高官である夫には浮気の心配はまったくなく、
自分達夫婦には無縁の話だと思っていたアンナだったが、
モスクワで出会ったヴロンスキーと互いに一目で恋に落ちる。
アンナの兄の友人であるリョーヴィンは、アンナの兄嫁の妹キティにプロポーズするが、
ヴロンスキーに夢中なキティに断られ、失意の中領地に戻り領地改革に没頭しキティを忘れようとする。
アンナとリョービンの生き方がクロスされながら進みます。
アンナにキーラ・ナイトレイ、最近すっかり時代物の女優という感じですが、品のある美しさですよね。
ヴロンスキーにアーロン・テイラー=ジョンソン、ひゃ~、こんな綺麗な男性居るんですね~!~(。・.・)~おー!
『キック・アス』の時は女性っぽい顔立ちだなとは思いましたが、こんなに綺麗だとは気付かなかった。
ブロンド効果でしょうか?オーランド・ブルームもレゴラスの時は綺麗ですもんね~(主観の問題?^^;)
アンナの兄にマシュー・マクファディン、兄嫁ドリーにケリー・マクドナルド、
リョーヴィンにドーナル・グリーソン、ブレンダン・グリーソンの息子なんですね。
エミリー・ワトソン、ルース・ウィルソン(またしても後半まで気づかず^^;)、アレクサンドラ・ローチ他。
脚本は『恋に落ちたシェイクスピア』『パレーズ・エンド』などの劇作家トム・ストッパード。
凝った演出でしたね。
舞台劇をそのまま映画にした様なセット、しかも豪華絢爛。
上映前に『華麗なるギャツビー』の派手な予告を観ましたが、煌びやかさは負けてない印象。
1つのシーンの後、舞台セットのような場所を抜けると次のシーンへと移ったりするので、
ストーリーを知らない自分は目が離せず集中して観ていました。
悲劇へと進むアンナと対照的に、幸福を見つけるリョーヴィンのおかげで救われます。
カレーニンがあれほど寛容でなくすぐに離婚すれば、
ヴロンスキーの愛が一時的であったらなど、いろいろ考えてしまいますね。
久しぶりに余韻のある映画でした。