『マン・オブ・スティール』 ノーラン印はやはり現代的でシリアス
いや~、日曜日&映画の日は流石に賑わいますね~!
せめて毎週末これくらい賑わえば、映画料金も下がるかもなんですけどね~(^_^;)
金曜から公開の『マン・オブ・スティール』観てきましたよ♪
MAN OF STEEL 2013年 143分
あらすじ:クリプトン星で生まれたその赤ん坊は、滅亡を悟った父に最後の希望を託され、地球へと送られた。地球にたどり着いた彼は、ジョナサンとマーサの夫婦に拾われ、クラーク・ケントとして育てられる。次第に超人的な能力に目覚めていく少年時代、養父からはその能力を使うことを固く禁じられていた。周囲との違いに孤独と葛藤を抱えながら青年へと成長したクラークは、やがて自分探しの旅に出て、自らの使命を確信する。そんなある日、クリプトン星の生き残り、ゾッド将軍がクラークの存在に気づき、彼を追って地球へと襲来する。 (allcinemaより)
改めてのスーパーマンのリブート作品。
前記事の『スーパーマン リターンズ』はすっかりなかったことになり( ̄▼ ̄;アハッ・・・・
スーパーマン誕生の物語から始まります。
旧シリーズをご覧の方は既にご承知のストーリーですが、
まず映像とスケール感が全く違う!
冒頭のクリプトン星の映像がカッコ良い!
荒れているように見える地表に、鉱石で造られた建物、不思議な形状のロボット(?)
基本コンセプトは旧作と同じなんでしょうが、こうも違うとは!
旧作ではマーロン・ブランド演じるジョー=エルはかなり高齢に見えましたが、
ラッセル・クロウのジョー=エルはまだまだ若く、アクションシーンもあり、
カル=エルを地球へ送る意味やゾッド将軍との因縁など詳しく描かれています。
クラッシックな顔立ちが合いますよね。あご割れてるし( ̄∀ ̄*)イヒッ
ジョー=エルにラッセル・クロウ、思ったより出番多かったですよ。
ゾッド将軍にマイケル・シャノン、曲者役が多いですよね(^_^;)
もう親が絡むシーンはね、展開の予想がつきつつも泣ける(T_T)
編集長にローレンス・フィッシュバーン、ちょっと太りすぎ(-_-;)
大佐役でTVシリーズ「OZ」のクリストファー・メローニ、ひさしぶりに見ました。
バットマンをリブートしたクリストファー・ノーランが製作なせいか、旧シリーズのイメージを一新し、
現代的でリアリティのあるシリアス路線の展開になっています。
私が気付かないだけかもしれませんが、旧シリーズへのオマージュなども一切なし。
スーパーマン誕生の物語として、クラークの異端である苦しみや自分の生き方への葛藤、
使命や自己を発見するまでの心の軌跡も丁寧に描かれています。
双方の親との触れ合いのシーンも多く、ドラマ部分に深みが。
また悪役が邪悪ではなく、大義のある悪役としてちゃんと描かれています。
もちろんアクションシーンもたっぷりで、迫力満点なのですが、
街を壊しすぎ(>_<)
あの調子では街の住民は誰も生き残れてないし、メトロポリスは壊滅してるはず(^_^;)
143分、長さも感じず面白かったです!
最後のオチも効いて、早くも次作が楽しみな感じです♪
今回2D字幕で観ましたが、これもIMAXが良かったかな~(^_^;)
旧シリーズ未見の方もぜひ!