『ブラックホーク・ダウン』 内容はとてもシリアスだけれどイケメンパラダイス
『ブラックホーク・ダウン』公開時は、あまり戦争物は見たくなくて、
先日のTV放送を機会にやっと見ました。
残念なことに吹替えで!(水曜ロードショーって字幕も出ないし、2カ国語でもないんですね~(-_-;)
BLACK HAWK DOWN 2001年 145分
あらすじ:1993年、泥沼化する内戦を鎮圧するためソマリアに兵士を派遣したアメリカ。なかなか収束しない内戦に焦り始めたクリントン政権は、10月3日、ついに敵対するアディード政権の本拠地への奇襲作戦を決行するため特殊部隊を投入した。作戦はものの1時間足らずで終了するはずだった。しかし、敵の思わぬ逆襲に遭い、ヘリコプター(ブラックホーク)が撃墜されてしまう。敵の最前線で孤立する兵士たち。やがて、救助に向かった2機目も撃墜されてしまう。その間にも、兵士たちは必死に応戦するが、一人また一人と仲間が倒れていく……。 (allcinemaより)
「ブラックホーク・ダウン アメリカ最強特殊部隊の戦闘記録」(マーク・ボウデン著)を映画化。
もう20年前のことになるんですね。
1時間で終わる作戦のはずが、実際には15時間を費やし、2機のヘリコプターを失い、
映画の題名は、ヘリ(ブラックホーク)の墜落を確認という交信から。
キャストは軍人役なのでみんな同じような刈上げ短髪で見わけが付きにくいのですが、
タイトルにも書いたとおり、今が旬のイケメン多数!
部隊の指揮官として、トム・サイズモア、ジェイソン・アイザックス、
作戦の指揮官にサム・シェパード。
監督はリドリー・スコット、製作にジェリー・ブラッカイマー。
TV放映版なのでカットも多いでしょうが、
素人目にも難しい任務と思われるのに、大雑把な作戦。
なぜ1時間で終わると思ったのか分からない。楽天的すぎる読みの甘さ。
戦闘経験の少ない兵士たちに、連携が悪いずさんな対応。
これでよく死者が18名しか出なかったものだと(-_-;)
彼らが使っている武器は、元々はアメリカが供給したものという皮肉。
内戦がこじれる原因は、大国の影が大いに影響しているのでしょうね。
この戦闘によってアメリカ軍の撤退は決まりましたが、
犠牲になった兵士たちの事を想うと、やりきれませんね。