『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』　続編も楽しみ♪

先日発表されたアカデミー賞授賞式の主演女優賞を受賞したケイト・ブランシェットが、

「ジュディ・デンチは大変ヒットした映画の続編をインドで撮影中の為、授賞式に出席していません。

なんて素晴らしい人生なんでしょう！」とスピーチしていた、その大ヒット映画をようやく観ました♪

　　THE BEST EXOTIC MARIGOLD HOTEL　　

あらすじ：“神秘の国インドの高級リゾート・ホテルで、穏やかで心地よい日々を”――そんな謳い文句に惹かれ、マリーゴールド・ホテルの高齢者向け長期滞在プランに申し込んだイギリス人の男女７人。亡くなった夫の残した負債を返済するため家を売り払い、インドでの一人暮らしを決意したイヴリン、退職後、国内に家を買うつもりが予算の都合でインドを選んだ夫婦ダグラスとジーン、突然判事を辞めたグレアムなど、７人の抱える事情は様々。そんな中、期待に胸を膨らませてインドに降り立った彼らだったが、ようやく辿り着いた目的地で待っていたのは、将来は“高級ホテルになる予定”という廃墟同然のボロ・ホテルと、やる気だけは人一倍の若き支配人ソニーだった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（allcinemaより）

旅に出る話はそれだけでワクワクします♪

終の住処を求めて英国からインドのジャイプールへやってきた７人のイギリス人。

インドに到着したしょっぱなから飛行機が飛ばず、満員バスでの移動(^_^;)　それもまた旅の醍醐味。

到着したホテルは豪華とは程遠く、崩れかけで部屋にドアも付いていない有様。

目的を持ってやってきた者、否応なしにやってきた者、

現地に適応して人生を楽しもうとする者、環境に慣れようとしないで不平ばかりもらす者、

インドでの暮らしを通して、７人７様の生き方が描かれます。

一方、亡き父親の夢であったホテル経営を自分の夢として成功させようとする青年ソニー。

この映画はソニー青年のサクセスストーリーでもあります。

英国シニア世代の名優が集められたキャスト、

４０年連れ添った夫に先立たれたイヴリンにジュディ・デンチ。

人口関節置換手術を早く受けるために来たミュリエルにマギー・スミス、マクゴナガル先生ですね。

突然判事を辞めて昔過ごしたインドへ帰ってきたグレアムにトム・ウィルキンソン。

口うるさい妻と共に老後の住まいを求めてきたダグラスにビル・ナイ。

妻ジーンにペネロープ・ウィルトン。

最後のロマンスを夢みるノーマンにロナルド・ピックアップ、

もう一花咲かせたいマッジにセリア・リムリー。

ソニーに『スラムドッグ＄ミリオネア』のデヴ・パテル。

監督は『恋におちたシェイクスピア』のジョン・マッデン。

インドって、エネルギーに溢れているイメージがあります。

最近のアメリカでは感じられなくなったチャンスの国というのが、まだインドには有る様な(^_^;)

７人はそれぞれ英国を逃げだす必要に迫られ、インドにやってきました。

きっかけはポジティブなものではなかったけれど、

インドの街のパワーで新たに生きる活力を見出すところが良いですね。

人生はいつでも再スタート出来るんだと思わせてくれるのが心地良いです♪

シニアだけでなく若者も頑張っていて、

ソニーの結婚に反対していた母を黙らせた使用人のエピソードが、

シンプルなのに決定的だったのにも笑いました(￣ｍ￣〃)ぷぷっ!

今撮影中の続編も楽しみです♪