『リディック』 今見ても見劣りしないSF大作


リディック:ギャラクシー・バトル』に備えて、前作のおさらい。
2004年作なので、もう10年も経つんですね。

イメージ 1
THE CHRONICLES OF RIDDICK 2004年 118分

あらすじ:暗闇でもものを見ることができる能力を持ち、恐るべきエイリアンの襲撃を生き延びたリディック。あれから5年、彼は5つの惑星から指名手配され、その首には法外な懸賞金がかかっていた。賞金稼ぎの手を逃れて、銀河系のはずれで逃亡の日々を送る彼は、やがてヘリオン第1惑星へとやって来た。もともと平和だったこの星は、いまや血に飢えた凶悪な種族ネクロモンガーのリーダー、ロード・マーシャルの手に落ちようとしていた。へリオンに暮らすエレメンタル族の使者エアリオンは、リディックが救世主と信じ助けを乞う。その話を一笑に付すリディックだったが、いよいよ始まったネクロモンガー艦隊の総攻撃の混乱の中でついに一人の賞金稼ぎに捕まってしまう。惑星クリマトリアの刑務所へと護送されたリディックはそこで、かつて彼に憧れていた少女キーラと再会するのだった。(allcinemaより)


2000年制作の『ピッチブラック』の続編。本当は『ピッチブラック』からおさらいしたかったんだけれど、手近になかったのでスルーしちゃいました(; ・`д・´)
どちらも面白かったということだけ覚えていて、どちらの方が好みだったかは忘れちゃってました(;´Д`)

ストーリーはヴィン・ディーゼル演じる凶悪犯リディックの話で、前作の因縁は絡んでくるものの独立した話となっているので、前作を見ていなくても大丈夫です。
リディックはヒューリア人の最後の生き残りであり、宇宙を侵略しているネクロモンガーという種族に恐れられる唯一の人種である事から、ネクロモンガーに付けねらわれる事になる。

170億円という製作費を掛けているので、今見ても遜色ない映像。
公開当時は気づいていませんでしたが、ヴィン・ディーゼル以外のキャストに、オープニングのナレーションからジュディ・デンチでビックリ!他にカール・アーバンコルム・フィオールタンディ・ニュートン、ライナス・ローチなど。監督は前作引き続きデヴィッド・トゥーヒー

SF大作なので映像だけではなくアクションも派手で見せ場たっぷりです。ヴィン・ディーゼルの一番脂が乗ってた頃かな~(; ・`д・´) 見ているといろんな映画を思い出すのでオリジナリティはあまりないけど、それでも楽しいです。ただ、対ネクロモンガーかと思っていたら、途中で寄り道したりするところでちょっとダレたかな。流れに違和感はないんだけれど、ネクロモンガー内の対立にリディックが絡む事になるまでが長く、最後はあっけない印象。こういう終わり方もありだけど、狙ったほどの効果はなかった感じでしたね。