『ロック・オブ・エイジズ』 80年代のロックは良いけれど
ROCK OF AGES 2012年 123分
あらすじ:栄光とスキャンダルに彩られた80年代のハリウッド・サンセット通り。歌手を夢見て田舎から出てきたシェリーは、ライブハウス“バーボン・ルーム”でウェイターをしながら歌手デビューを目指す青年ドリューと出会う。彼の紹介でシェリーもバーボン・ルームでウェイトレスをすることになり、2人は次第に距離を縮めていく。そんな中、かつての勢いはなくなったもの、いまだカリスマとして業界に君臨するスーパー・スター、ステイシー・ジャックスのライブがバーボン・ルームで行われようとしていた。(allcinemaより)
ブロードウェイで大ヒットしたミュージカルの映画化。ミュージカル版とはストーリーは違っているみたいですね。楽曲は1980年代のロックミュージックナンバー。
ガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズがモデルになっているというステイシー・ジャックス役にトム・クルーズ、実際にアクセルから指導を受けたそうで、歌もパフォーマンスも堂に入ってます。ステイシーのマネージャーにポール・ジアマッティ。ローリングストーン誌の記者コンスタンスにマリン・アッカーマン。
伝説のライブハウス”バーボン・ルーム”のオーナーにアレック・ボールドウィン、手伝いのロニーにラッセル・ブランド。ライブハウスで働きながらロックバンドをしているドリューにディエゴ・ボネータ、オクラホマから出てきたシェリーにジュリアン・ハフ。ストリップバーのジャスティスにメアリー・J・ブライジ。
”バーボン・ルーム”を立ち退かせたい市長にブライアン・クランストン。彼の妻でロックミュージックを排除しようとするパトリシアにキャサリン・ゼタ=ジョーンズ。
監督は『ヘアスプレー』のアダム・シャンクマン。
ドリューとシェリーの恋愛物語とサクセス・ストーリーに、ロックスターのステイシーの話が絡んで進むのですが、人間関係が軽い薄~い(;´Д`)最近はこういうのが流行なんですかね?主役の2人の話が脇に負けているし、テンポももうひとつ。コメディ部門担当のブライアン・クランストンの色ボケといけいけゼタ姐さんもありがちな役だし、中盤のアレック・ボールドウィンとラッセル・ブランドのラブラブなシーンにはどん引きでした:(;゙゚'ω゚'):
セックス・シンボルであるはずのトムからフェロモンがちっとも感じられないしガ━━(;゚Д゚)━━ン!! トムは好きなんですけど、フェロモンは無いんだよね~(;´Д`)
ロックスターが愛と音楽への情熱を取り戻すっていうオチがまたね~(; ・`д・´) まあ、さら~っと流してますけどね。
馴染み深い80年代の曲の数々がマッシュアップされたりするのも楽しいけれど、「Glee」を見てたらおとなしめに感じちゃった。まあでも、最後のジャーニーはやっぱり良い~♪(*´∀`)