『真夏の方程式』 福山雅治も湯川学も成長していましたね


フジテレビのTV「ガリレオ」シリーズ劇場版第2作目『真夏の方程式』が地上波で放送されたので見ました。TVシリーズの方は第1シーズンは見ましたが、第2シーズンはどうも気分がノラなくて、1、2話見たのみ。劇場版は第1作目の『容疑者Xの献身』が予想外に面白かったので、TVで放送するのを楽しみにしていました。

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真夏の方程式 2013年 129分

あらすじ:風光明媚で普段は静かな海辺の町、玻璃ヶ浦。しかし今は、海底鉱物資源の開発を巡り、賛成派と反対派が激しい対立を繰り広げていた。湯川はそんな玻璃ヶ浦で開かれる地元説明会にアドバイザーとして招かれ、川畑夫妻とその一人娘、成実が営む小さな旅館“緑岩荘”に滞在することに。彼はそこで、親の都合で夏休みの間だけ親戚の川畑家に預けられていた少年、恭平と出会う。子ども嫌いの湯川だったが、恭平とは不器用ながらも心を通わせていく。そんな中、緑岩荘の宿泊客で、16年前にこの町で起きた殺人事件の捜査を担当した元警視庁の刑事、塚原の変死体が海岸で発見される。連絡を受け現地に入った捜査一課の岸谷美砂は、運良く居合わせた湯川にダメもとで協力を依頼するが…。(allcinema)より


ガリレオというあだ名を持つ変わり者の天才物理学者・湯川学が難事件を解決する東野圭吾の人気ミステリー・シリーズの同名小説の映画化。

今回ガリレオこと湯川教授は、たまたま訪れていた町の宿泊先で死亡した元刑事の調査に駆り出されることになります。いつもの様に警察への協力には気が乗らない湯川ですが、宿で一緒になった少年のために事件に関わっていきます。子供が嫌いで近づかれると蕁麻疹が出てしまうはずが、その少年に対しては症状が現れず、理科嫌いの少年のために一肌脱いだりもします。

湯川学に福山雅治、それほどファンではないのですが、男前ですよね~!旅館の手ぬぐいを首に巻いてもカッコイイ!今回つくづく感じました。
宿泊した旅館のオーナー夫婦に前田吟風吹ジュン、その娘に、オーナー夫婦の甥っ子の少年に山崎光、他には塩見三省、白竜、西田尚美TVシリーズからは北村一輝吉高由里子など。監督は前作引き続き西谷弘

湯川のキャラが、ちょっと某探偵を思い出すようなところもあり良かったです(*´∀`)
というか、ちょ、福山良いじゃ~ん!って思っちゃいました。40超えたからかな~。
環境問題が謎解きのスタートになる推理も見事。親子の情愛が絡んでくると、つい涙腺にきますね。少年との関係も擬似親子っぽくて、そこでもやられました(´Д⊂ヽ
東野圭吾らしいストーリーなので明るくはないし、前作同様ラストはちょっともやもやした気分で終わるのですが、映像も綺麗だし、全体的に良かったと思います。